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JN「さぁ、そろそろ向かいましょうか。」
「うん」
1ホールじゃ足りないと思って2ホールも焼いたケーキ。
ジヌが手伝ってくれたおかげで、割とうまくおいしそうに仕上がった。
そして苦戦したプレゼント。
一応資料のため、写真などのデータは会社に送ったけど、世界に一つだけのプレゼント。
大きな大量の荷物を抱え、私はジヌの運転する車に乗り込んだ。
JN「プレゼント、喜んでもらえるといいですね」
「うん」
JN「みなさんと、日付が変わる前に会えたらいいですね」
「うん」
仕事がいつまでなのか聞くの忘れていたため、少し早く出て宿舎で待つことにした。
宿舎に到着し、地下のエントランス前にいつも通り駐車したジヌ。
JN「A」
「うん？」
JN「今日は、楽しんで下さいね？」
「…うん？」
JN「それから、」
「うん」
JN「メリークリスマス」
「…メリー、クリスマス」
ジヌはちょっと寂しそうな顔をして、私を抱きしめた。
久しぶりのジヌの腕の中。
相変わらずジヌの香りがして、相変わらず安心するあったかさ。
「ジヌ」
JN「はい？」
「………ありがとう」
JN「……(笑)」
いつも言えなかった。言ったことがなかった。
ジヌ、いつも私のことを一番に考えてくれてありがとう。
今年のクリスマスは一緒に過ごすことができなくてごめん。
血もつながらない、赤の他人に普通ここまでできる？
できないよね。
でもジヌは私に何もかもくれた人。
ちょっと照れくさいけど、ありがとう、って言えた時、胸がスッとした。
JN「ほら、行ってください。」
「うん」
ジヌの腕に名残惜しさを残して、私はエレベーターに向かう。
JN「A！」
「え？」
JN「これ、プレゼントです。」
私の元へ駆け寄ったジヌは、パッチン！と私の髪に髪留めを付けた。
JN「…行ってらっしゃい！」
「うん」
エレベーターの中の鏡に映る私の頭には、キラキラした髪飾り。
私のために時間を割いて、プレゼント探してくれてたのかな。
私は少し身だしなみを整えて、まっすぐいつもの宿舎のドアの前へと向かった。
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りり - [あと少しだけお待ち下さい]て言いながら、いったい何ヵ月更新を止めてるわけ？ こっちの方がメイン小説なんでしょう？ 読者の中には短気な人もいるって知っといていてほしいものだわ (2015年8月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - yunさん» コメントありがとうございます！同世代の方なんですね^^この小説を読んでくださっている方々の年齢層をいまいち掴めていない私です笑 あと少しだけ更新を待っていてくださるとうれしいです！これからもよろしくお願いします＾＾* (2015年6月1日 14時) (レス) id: 30822a8654 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - ふふ笑 同い年くらいなのかな？私は大学生にならずに社会人として働いてます。この小説を読んでニヤニヤしつつ頑張っていただかせてます。更新待ってますね〜 (2015年5月28日 1時) (レス) id: 8113b99015 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - cn1019ynk1202さん» コメントありがとうございます^^今は精神療養に入っています。この作品を呼んでいただけて私も心から嬉しいです！この小説の更新も随時行いますので、もう少しお待ちくださいね！今はHereのプロット溜めを消化しています（笑）良ければ読んでみてくださいね^^ (2015年2月25日 22時) (レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
cn1019ynk1202(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。大学受験お疲れ様でした！そして、第一志望合格おめでとうございます(^^*)これからも、この小説の続きを楽しみにしていますので、学業と小説の更新大変だと思いますが、楽しみにしているのでどちらも頑張って頂けたらと思いますwww (2015年2月25日 2時) (レス) id: 94e4946b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまき | 作成日時：2014年12月7日 14時
