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「……私ってセンスない？」
JN「いや……そんなはずは」
「不器用だっけ？」
JN「いや、裁縫も大丈夫ですし、料理も何とか……」
「だよね」
JN「はい」
今日は久々にジヌと過ごす夜。
私の家で何をしているかって？
「……どうしてラッピングがうまくいかないんだろう」
何故かラッピングで大苦戦。
何度やってもリボンがカールしない。
何度やってもサイズが合わない。
スーツのジャケットを脱いでエプロンをつけたジヌが、洗い物を終えて横で見ている。
JN「私がお手伝いしましょうか？」
「自分でやる」
JN「(笑)」
さっきから何度繰り返したのか分からないこのやり取り。
JN「早くしないとケーキ作る時間ありませんよ？(笑)」
「分かってるってば」
そう。うちに戻ってきた本当の理由は、クリスマスケーキを作ること。
明日に迫ったクリスマス。
なのに、ラッピングのせいでうまく進まない。
仕事で疲れて帰ってくるであろうオッパたち。
きっと明日も日付が変わるころに帰ってくるのかもしれない。
普通にただいま、って帰ってきて、世の中はクリスマスムード一色なのに、そんなことをする余裕もないオッパたち。
いつもオッパたちに甘えさせてもらって、何にもできない私だから、何かお返ししたかった。
それで思いついたのが、クリスマスケーキとプレゼント。
今日は宿舎ではなく、家に帰って作業をするとオッパたちにごまかして、こうしてジヌと一緒にいる。
JN「先にケーキ作りましょう。スポンジ焼いている間に続きをしましょうか(笑)」
「……分かった」
見かねたジヌの一声で、私はキッチンに向かった。
誰かのために何かをするっていうのがこんなにもわくわくすること何て思わなかった。
クリスマス、だからかな。
明日、仕事から帰ってきたオッパたちはどんな顔をするのかな。
明日は学校から帰って、この家に寄って、ケーキとプレゼントもって。
プレゼント、喜んでくれるかな。
必死に編んだブレスレット。
光るブルーサファイアの石。
これがオッパたちのカラーであるパールサファイアブルーだって気づくかな。
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りり - [あと少しだけお待ち下さい]て言いながら、いったい何ヵ月更新を止めてるわけ？ こっちの方がメイン小説なんでしょう？ 読者の中には短気な人もいるって知っといていてほしいものだわ (2015年8月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - yunさん» コメントありがとうございます！同世代の方なんですね^^この小説を読んでくださっている方々の年齢層をいまいち掴めていない私です笑 あと少しだけ更新を待っていてくださるとうれしいです！これからもよろしくお願いします＾＾* (2015年6月1日 14時) (レス) id: 30822a8654 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - ふふ笑 同い年くらいなのかな？私は大学生にならずに社会人として働いてます。この小説を読んでニヤニヤしつつ頑張っていただかせてます。更新待ってますね〜 (2015年5月28日 1時) (レス) id: 8113b99015 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - cn1019ynk1202さん» コメントありがとうございます^^今は精神療養に入っています。この作品を呼んでいただけて私も心から嬉しいです！この小説の更新も随時行いますので、もう少しお待ちくださいね！今はHereのプロット溜めを消化しています（笑）良ければ読んでみてくださいね^^ (2015年2月25日 22時) (レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
cn1019ynk1202(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。大学受験お疲れ様でした！そして、第一志望合格おめでとうございます(^^*)これからも、この小説の続きを楽しみにしていますので、学業と小説の更新大変だと思いますが、楽しみにしているのでどちらも頑張って頂けたらと思いますwww (2015年2月25日 2時) (レス) id: 94e4946b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまき | 作成日時：2014年12月7日 14時
