201 -KHside- ページ1
あー、俺何言ってんだ。
だって、泣き腫らした好きな子がいたら、何が何でも力になってやりたい。
KH「……すっごい不細工」
「うるさい」
KH「テミンと、仲直りできたらいいな」
「うん」
スマホの電源をつけたり消したり、落ち着かない様子のA。
KH「…そういえばA、スマホ使えるの？」
「いや、あんまり…」
KH「ロックとかかけてる？」
「ロック？多分かけてない…」
多分って……それかけてないっていう答えだろ(笑)
KH「一応さ、かけててくれない？別にAを信用してないわけじゃないけど、俺たちの連絡先が入ってるから…」
「あ、そっか」
KH「ごめん…疑ってるわけじゃないから」
「うん。代わりにやって？」
はい、と渡されたのは俺と同じ機種のスマホ。
とはいっても、この機種持ってる人ってたくさんいるけど、お揃いだなーってちょっと嬉しくなった。
暗証番号、何にしよう……。
"0、2、0、3"……
KH「はい、これ暗証番号。これで一応としては大丈夫。」
「この数字は何？」
KH「ん？いや、なんとなく？」
嘘。
本当は俺の誕生日。
ちょっと気持ち悪い？俺(笑)
「そっか、オッパたちの連絡ばれちゃいけないよね…」
KH「うん。最近はまだいいけど、ちょっと厄介なファンもいるから…」
「厄介？」
KH「Aも見たことあるでしょ？マンションの前にいつまでもいる人たち」
そう。通称サセン。
今はまだいい。
だけど、Aの存在が知られたり、何かトラブルがあったりしたら……
彼女たちは容赦なく俺たちをむしばんでくる。
暗証番号を掛けさせたのも、万が一のため。
気休めでしかないけど…。
「ファン…」
KH「え？」
「あ…いや……何でもない」
顔を少し青くしたA。
その焦点は微妙に定まっていなくて、ギュッと手を握りしめている。
KH「何かあった？」
「ううん…」
KH「…そう」
聞けない。踏み込めない。
拒絶？
自分から頼ろうとしないのは、相変わらず、か。
でもそこに俺が自ら入っていかないのも、相変わらずか。
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りり - [あと少しだけお待ち下さい]て言いながら、いったい何ヵ月更新を止めてるわけ？ こっちの方がメイン小説なんでしょう？ 読者の中には短気な人もいるって知っといていてほしいものだわ (2015年8月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - yunさん» コメントありがとうございます！同世代の方なんですね^^この小説を読んでくださっている方々の年齢層をいまいち掴めていない私です笑 あと少しだけ更新を待っていてくださるとうれしいです！これからもよろしくお願いします＾＾* (2015年6月1日 14時) (レス) id: 30822a8654 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - ふふ笑 同い年くらいなのかな？私は大学生にならずに社会人として働いてます。この小説を読んでニヤニヤしつつ頑張っていただかせてます。更新待ってますね〜 (2015年5月28日 1時) (レス) id: 8113b99015 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - cn1019ynk1202さん» コメントありがとうございます^^今は精神療養に入っています。この作品を呼んでいただけて私も心から嬉しいです！この小説の更新も随時行いますので、もう少しお待ちくださいね！今はHereのプロット溜めを消化しています（笑）良ければ読んでみてくださいね^^ (2015年2月25日 22時) (レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
cn1019ynk1202(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。大学受験お疲れ様でした！そして、第一志望合格おめでとうございます(^^*)これからも、この小説の続きを楽しみにしていますので、学業と小説の更新大変だと思いますが、楽しみにしているのでどちらも頑張って頂けたらと思いますwww (2015年2月25日 2時) (レス) id: 94e4946b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまき | 作成日時：2014年12月7日 14時
