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遠くから声がする。
…
…
JN「A、朝ですよ。起きてください。」
のそのそと私はベッドからはい出る。
ジヌは私と違って手際がいいから、
一緒に起きても支度のスピードが全然違う。
私はというと…
ジヌがすべてを済ませて朝食を作り始めるころに、やっと顔を洗い終える始末。
JN「はい、さっさと食べて下さい。」
のっそのそと支度する私をせかして、ジヌは私を学校まで送り届ける。
JN「今日もいつもの時間に迎えに行きますので。何かあったら連絡してくださいね？」
口うるさいジヌを置いて、私は正門をくぐる。
私の通う学校は、普通科から芸術科まで揃う都内有数の高校。
私はそこのデザイン科に所属している。
別にどこでもよかったけど、ここにしろって決めたのは実はスマン社長。
"気に入ったよ。"
その一言であっさりとここに入学することになった。
スマン社長は私の何が気に入ったのかはよくわからないけど……。
実際crownのデザインするにあたってはとてもためになる。
おはよう、おはよう、というにぎやかなあいさつが飛び交う中、
一人私はその明るい雰囲気から逃げるように校舎へ入る。
もちろん、教室に入っても私に挨拶してくる人はいない。
こんな風だから友達らしい人ができなかった。
でもいらない。
人なんていついなくなるか分からない。
それこそ母のように。
誰かに裏切られ、誰かを裏切るくらいなら
一人のほうがいい。
今日の私は、授業以外で
カムバック用の衣装デザインを考えることにした。
彼らの昨日のダンスを思い出しながら……
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たまき(プロフ) - あ〜茶さん» オンニですね！！ありがとうございます^^心の傷は一生ものかもしれませんが、自分にしかない宝物だと今では思って過ごしています。表現おかしい（笑）一人のママさんとして、あ〜茶さんとして、今日も小さな幸せが見つかりますよう……。そろそろ鉛筆握ろうかな（笑） (2014年10月3日 0時) (
レス) id: 565b4c7e83 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜茶(プロフ) - はじめまして、トゥギと同い年の未婚ママですｗ今日、初めて小説読み始めました♪読んでるうちに、物語にひきこまれました。私は違う意味で、心に傷があるので共感する部分もあって☆受験勉強がんばって！続きもこれから読むね〜 (2014年9月30日 21時) (レス) id: a2048fa596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまき | 作成日時：2014年8月28日 1時
