twilight ‐トワイライト‐

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LS「A、お前ちょっと見学していったらどうだ？
どうせ引きこもってばっかなんだろう？刺激になるぞ(笑)」



こんな見知らぬ人だらけのところなんて、

嫌なことしか感じない。

息が詰まる。



私は全力で首を横に振る


LS「いや、よし、決定だ！」


JN「(笑)」


私は社長の視線から逃れるように、ジヌにぴったりと張り付いて
全力で行きたくないと、テレパシーを送った。



LS「A、そろそろ前、向けるようにならなきゃだめだぞ。」



前？


向こうにも、


後ろを向いてるつもりなんてない。


この人が何を言いたいのかはわかってる。


でも、


怖いんだ。




あ、これが後ろを向いてるっていうことか……



引きずるってこと？




一日も忘れたことのない、

義父からの暴力。

両親の…死。



JN「A、行きませんか？いい案浮かぶかもしれませんよ？」


「…」


JN「あなたの今回の仕事、彼らの衣装デザインですよ？」


「……は！？」


JN「…資料読んでないんですか？」


LS「おいおい(笑)頼むぞA(笑)」


LT「え、僕たちの…ですか？」


LS「ん？あぁ…そうだ。今度のカムバック用のな」


LT「へぇ！それならぜひ見て行ってほしいな。僕の弟たち紹介するよ」


LT「おー、行って来い行って来い」


JN「僕も一緒に行きますから。ね？」




ジヌがいるなら…。




私はまんまと社長とジヌの流れに逆らえなかったのである

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