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明日がくるなら完結前編 #30 ページ16
ユノは日本に戻ってきた。
でもユノの表情は険しい。
１ヶ月以上も連絡がとれない状態。
Aに会えない可能性は高い。
震える気持ちを胸で押さえて
ユノは、Aに電話をかける。
………
やっぱり、Aは電話に出ない。
ユノは、Aの留守電にメッセージを残して
携帯を閉じた。
Aは、仕事が終わって、
携帯に着信があることに気づく。
留守電を聞くと懐かしい愛する人の声が聞こえた。
Aは、こぼれ落ちる涙を抑えられなかった…
Aは、ユノとよくあった夜景の
綺麗な個室のバーに向かった。
はやる気持ちは、押さえきれず
個室を開けると、今にも泣き出しそうなユノの
顔が見えた。
Aは、そんなユノを見るのは、はじめてだった。
自分のしてがした、過ちにAは、その時気づく。
A「ユノ、私…」
Aが言い終える前に
ユノはAを強く深く抱きしめていた…
A「ユノ、痛いよ…」
ユノ「やだって、離さないよ、もう。
Aがいなくなったら、俺…オレ…」
ユノは泣いていた…
声を押し殺しても、涙は止められず
ユノは、静かに泣いている…
明日がくるなら完結後編 #30→←明日がくるならユノside#30
ユノのラッキーアイテム
ユノのブルースリー
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作者名：ミンちゃん（micafe） | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/micafe7/
