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────…
Yd『あ、この人はねヨンフンがお世話になつまてる下宿先の人なんだっ♪』
なんて、私のことを皆に
紹介してくれて、
皆のこともニコニコ笑顔で
私に紹介してくれた。
「あぁ、あれ?そう言えばヨンフンくんは?」
Yd『うーん、たぶんスタッフさんと話してるからもうすぐ来ると思うよ♪』
なんて言うから、そのまま
話してると誰かが
“てか、腹減ったぁあ〜!♪”
って言った時、
さっきまで私達の話を聞いていた
だけのお父さんが
父『おー!じゃあ皆おじさん家ですき焼きでもするか?!♪』
なんて突然、
突拍子もない事を言う。
「いや、皆疲れてるしそんなっ、」
Yd『わぁ!行きたーい!!♪』
“え、良いんすか?!!”
“肉だ肉だぁあ!!”
なんて私の気遣いは無用とばかりに
ノリノリで(笑)、
若いってすげぇな…
とかしみじみ思ってる内に、
父『それじゃあ、おじさん家に行く人は親御さんに泊まりって連絡して車乗れ〜!♪』
『『『『『はぁあーーいっ!!!』』』』』
なんて、トントン拍子に話は進み…
確かにファミリーカーではあるけど、
確実に定員オーバーよこの人数?
って位ギュウギュウに…
もはや座席と座席の隙間に
隠れるように座る人まで居る位
若い男の子達が
詰まったお父さんの車。
かく言うお父さんも、お母さんに
連絡を入れて買い出しを頼み
ヨンフンくんが来るのを待つ。
そこから30分位してやっと
関係者口から出て来たヨンフン
くんに気付いた皆が、
驚かせようぜ♪なんて言って
息を潜めてヨンフンくんが車の
ドアを開けるのを今か今かと
待つ。
私はそんな小学生みたいに
息を潜めつつキャッキャ
するのを隠し切れない若者達に
思わず綻ぶ顔を隠すので精一杯。
そして、ヨンフンくんが
お父さんの車に気付き
待たせてしまったと
小走りで申し訳なさそうに
やって来て、
ガラッ!っと開けた瞬間、
『『『『わぁああっ!!!』』』』
『うわぁうわっ!!!ボッ、ボヤ?!!!』
(訳:な、何?!!)
驚くヨンフンくんの顔を見て
ギャハハッと爆笑する練習生達と
状況が飲み込めてない顔をする
ヨンフンくんがおかしくて
私もつられて笑う。
父『ヨンフンくんも早く乗って?よし帰るぞー♪』
お父さんに言われるがまま、
何も分からず詰め込まれ
家まで向かう途中、
しっかりユンドンくんが
事の経由をヨンフンくんに
説明してあげてて、
そんな会話を助手席から聞いてる
だけで微笑ましい。
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ぽんさん。(プロフ) - ゆゆさん» 感想ありがとうございます!書き始めた当初が辞退後だったので少しでもそこの部分が伝わればいいなと思っておりました。本当、彼らには花道だけを歩んで欲しいものです(泣)引き続きよろしくお願いします♪ (2020年3月26日 0時) (レス) id: cdea3b5710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 作者様の、楽しいだけじゃないリアルな描写がとても好きです、、本当に心ないコメントを態々残すような人がいなくなればいいのにな、とか考えちゃいました(泣)夜な夜なご免なさい... (2020年3月2日 3時) (レス) id: e05f589c4d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんさん。(プロフ) - みるさん» コメントありがとうございます!しかもこんなに褒めて下さって…(;_;)嬉しいです。そうですね、夢主とヨンフンくんが幸せになれるよう願いながらお話を書いてます。ラストまでお付き合いくださいっ。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: cdea3b5710 (このIDを非表示/違反報告)
みる - 素晴らしお話しすぎます…胸が痛いです(;_;) ヨンフンくんと夢主が幸せになれたらいいのに…作者様天才です。もっと評価されるべきです…更新めちゃくちゃ楽しみにしてます!! (2020年1月1日 16時) (レス) id: e856cc79b4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんさん。(プロフ) - Mioさん» わぁ!コメントありがとうございます!ヒチョとの絡み、お話の参考にさせていただきます!!ありがとうございます (2019年12月24日 22時) (レス) id: cdea3b5710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽん | 作成日時:2019年12月24日 17時