第四章 179＿始業式 ページ30
【そしてホリデーバケーションが終わり＿＿＿＿】
冬休みが終わり、1月……始業式の朝を迎えた。
＿＿メインストリート
グリム「ソーマの奴、本当に1月6日でどっか行っちまったゾ」
『忙しいって言っていたからね…でも勉強になったよ』
グリム「オレ様、疲れたんだゾ〜」
よしよしとグリム君の頭を撫でる。
肩に乗るグリム君は私の付けているマフラーに顔をうずくめる。
エースがくれたマフラーとデュース君がくれた手袋をして、登校する。
最近、寒いからか、この2つにすぐ寄り付いてくるな…。
メインストリートで、グリム君と共に校舎へ向かっていると…‥前方から久しい顔が見えた。
エース「おーっす、A。あけましておめでとー」
デュース「いつもの顔ぶれなのに、何だか懐かしい気すらするな」
『2人とも、あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします』
エース「めっちゃ畏まるじゃん………つけてくれてんだ」
『うん、2人のお蔭で温かいよ』
デュース「き、気に入ってくれてよかった‥』
エース「猫の模様って、安易すぎるだろ」
デュース「な！？お、お前こそ！」
あって早々何で言い合う事が出来るのかな…この2人は。
まぁまぁと宥めていると、背後からまた見知った声が。
ジャック「オイ、お前らチョロチョロと道塞いでんじゃねぇよ」
『ジャック君、あけましておめでとう。今年もよろしくね』
ジャック「…ああ、おめでとう。今年もよろしくな」
鏡の間で別れたブリだ…本当に久しぶり。
エース「あれ、ジャック。なんか肌の黒さが増してね？」
ジャック「そうか？休暇中はスキー三昧だったからかもしれねぇな」
『へぇ、スキーかぁ』
グリム「スキーって何だ？オレ様もやってみてぇんだゾ！」
そして、足元でぐるぐると回るグリム君。
『ジャック君、プレゼントありがとう。サボテンの花、咲いたよ』
ジャック「あぁ、なら良かった。比較的に育てやすいサボテンだったからな」
エース「…プレゼントにサボテンって、色気な！？」
ジャック「い、色気って…俺はそういうつもりで…！」
と、こちらでワイワイ騒いでいると、デュース君が誰かとぶつかった。
ぶつかった人は…ポムフィオーレの制服を着た、女の子の様な顔立ちの子だった。
デュース「……っと、悪い！大丈夫か？」
デュース君がその子に無事を聞いていると……その子は突然泣き出した。
第四章 180 〈熱砂の策謀家編〉〜END〜→←第四章 178＿ミッキーマウス
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ALICE(プロフ) - ちりさん» オリジナル部分はメインに介入しすぎないか、たびたび不安になりますが感情を乗せて読んでいただけたならば幸いでとてもうれしいです！度々のオリジナル要素が増え続けるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 (2020年9月24日 17時) (
レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ブルーフェザーさん» 5章のメインストーリー楽しみにしていただきありがとうございます！迅速であげさせていただきましたので、楽しんでいただければ幸いです！今後ともよろしくお願いいたします (2020年9月24日 17時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ゆゆさん» 返信遅くなり申し訳ありません！一気読み大変なのに、ありがとうございます！これからも頑張って行きます！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 五章ずっっっっっっと待っていましたぁ!!!!今度はどんなお話の展開になるか楽しみです!!!番外編も本編も楽しみにしています!!!! (2020年9月14日 21時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - キタキタキタァァァ！！！五章楽しみです！！！更新ワクワクしながら待ってます！！！ (2020年9月14日 20時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月31日 23時
