第四章 95＿ショック・ザ・ハート ページ46
ジェイド「そうです。身体を操るものよりかなり高度な技術と魔術を必要とするので、
使用出来る魔法士はかなり限られていますが……」
フロイド「アズール並の魔力とテクがないとやれないよね」
アズール「僕でも人間のように自我が確立している生き物を操るのは、難しいと思いますよ」
グリム「でも、アズールみたいにスゴいヤツ、スカラビアにはいない気がするんだゾ。
寮長カリムのユニーク魔法も、水が出るだけの大したことねーヤツだったし、副寮長ジャミルも成績は10段階のオール5って言ってたんだゾ」
『……どうだろうね』
グリム「え？」
アズール「Aさんの言う通り。能ある鷹は爪を隠すとも言います」
フロイド「で、誰がなんのためにラッコちゃんを洗脳してんの？」
ジェイド「残念ながら、それについては聞き出すことはできませんでした」
フロイド「ジェイドのユニーク魔法でもわかんなかったってこと？」
『ジェイド先輩のユニーク魔法？』
グリム「そういえば、オレ様たちジェイドのユニーク魔法は見た事ねぇんだゾ。
どんな魔法なんだ？」
私達の言葉に彼はムッとして、フロイド先輩の方を睨む。
ジェイド「……フロイド。ユニーク魔法の内容を他人に明かすのは感心しないといつも言っているでしょう？」
前もそんな事言っていた気がする…ユニーク魔法を知られたくない人はいるけど、
彼のユニーク魔法はそんなに人に知られると不味いものなのかな？
アズール「……ま、Aさんたちには種明かしをしてもいいんじゃありませんか？」
魔法耐性がない人間は、たとえ真実を知っても防げるものではありませんから」
グリム「なんか若干バカにされてる気がするんだゾ…」
『…無理にとは言いませんよ』
ジェイド「…はぁ。仕方ありませんね」
本当に渋々と言う感じだけど、話してくれるんだな。
ジェイド「僕のユニーク魔法は、効果を知ればほとんどの相手に警戒されてしまうので、
あまり明かしたくないのですが……。
僕のユニーク魔法“
グリム「ピャッ！？」
『嘘がつけなくなるって事ですか？』
ジェイド「……とは言っても、同じ相手に使えるのは1回だけ。
一度使ってしまうと、二度と同じ相手には使えません。
それに、魔法耐性の強い方や、アズールのような用心深いタイプには効かないことがほとんどです」
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ALICE(プロフ) - 麗さん» 細かなご指摘ありがとうございます。作者も本職業ではないため、誤字や文字の間違いなどがありますが、ご了承下さい。今回は麗様の意見を参考に修正させて頂きました。小さなご指摘いつも本当にありがとうございます！ (2021年2月28日 2時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 麗さん» 何度もご指摘ありがとうございます！修正いたしました！麗様がおっしゃるように修正しました！「いっぱい」と「一杯」だと意味が違ってきますし。「一杯」という意味は主に分量などで使われますから今回の場合はひらがなでの「いっぱい」がふさわしいと考えました。 (2021年2月28日 2時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 27ページ 一杯つくるよ いっぱい と平仮名の方が意味的にはしっくりくるのではと思ったのですが、、、、余計な一言ですよねこのコメント、、、 (2021年2月28日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 21ページ 瞬間掌返し？」 二重カッコではないのでしょうか？ (2021年2月28日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ウミソラさん» 長いシリーズですが、最初から読んでいただきありがとうございます！更新頻度を落とさず、頑張って行きますので、よろしくお願いいたします！ (2020年7月29日 18時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月27日 17時
