四章 13＿恐いリーチ ページ14
ジェイド「アズールと僕たち兄弟の故郷は珊瑚の海の中でも北の方でして。
この時期は海面が流水で覆われるんです」
フロイド「そーそー。流水があると帰んの大変なんだよねぇ。あと、帰ってもつまんないし。
だから、オレたち3人は氷が溶けた春休みに帰ることにしてんだ」
トレイ「へぇ。海の下に実家があるっていうのもいろいろ大変なんだな」
リドル「フン！キミたちと一緒に年越しだなんて、絶対にごめんだね！
ボクはこれで失礼する。みな、良いホリデーを。
A、シュトレンは大事に食べるよ。体調には気をつけて」
『はい、よいホリデーを』
トレイ先輩により少しは落ち着きを取り戻したからか、いつもの態度に戻るリドル先輩は、鞄を手に取り、闇の鏡へ。
トレイ「やれやれ、少しいつもの調子に戻ったか？お前達、休暇中に羽目を外しすぎるなよ。
じゃあな」
『トレイ先輩も、また来年お願いします。よいホリデーを』
トレイ「あぁ、Aもな」
トレイ先輩もこちらに手を振り、リドル先輩を追いかけて行った。
ケイト「さて、オレも帰りますかぁ〜。あ、帰る前に記念に1枚」
いつものようにパシャッと写真を撮るケイト先輩。
ケイト「＃秋学期最終日 ＃1年生と ＃良いお年を ＃気が早いｗ…と。
それじゃあ、皆、ハッピーホリデ〜」
『先輩、宿題忘れちゃ駄目ですよ。よいホリデーを』
ケイト「うぅ、Aちゃん。最後まで辛辣〜よいお年を〜」
苦笑したケイト先輩も鏡へ向かって行った。
フロイド「小エビちゃんとアザラシちゃんは学園に残るの？」
『あ、はい』
フロイド「だったらオクタヴィネルに遊びに来なよ。遊んであげるからさぁ」
ジェイド「それはいいアイデアだ。
楽しいホリデーになりそうですね。いつでもお待ちしていますよ」
フロイド「待ってるねぇ〜小エビちゃん、アザラシちゃん」
ふふふ、と怪しい笑みを同じ顔で浮かべられる…怖っ。
『……あ、そうだ。お2人共、これどうぞ。あと、これアズール先輩に』
フロイド「何これ〜何か、甘い匂い」
『ホリデーに帰省する人に配っていたんですけど…丁度お2人に会いましたし、アズール先輩にも』
ジェイド「ご親切にありがとうございます。大切に食べさせていただきますので。
アズールにもしっかり渡しておきます」
フロイド先輩だと不安なので、ジェイド先輩にアズール先輩の分を渡す。
……というか、もう食べてるし、フロイド先輩。
第四章 14＿静かな空間→←第四章 12＿“小さい”は禁句です
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ALICE(プロフ) - 麗さん» 気づかないうちに誤字ってました！！何度もありがとうございます！修正させて頂きました！！ (2021年2月28日 2時) (
レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 27ページ グリム の リ がアールだけになってます。英語が打てないので言葉での説明になってしまうのですが、、、 (2021年2月27日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 琴葵さん» 遅い返信になりましたことお詫びいたします。コメントありがとうございます！このシリーズを気に入って下さり、とてもうれしいです！今後とも精進いたしますので、よろしくおねがいします！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！どうかご自愛くださいませ！ (2020年7月27日 11時) (レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 雪さん» 2回目のコメントありがとうございます！今後とも更新進めていきますのでよろしくお願いいたします！ (2020年7月26日 20時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月24日 18時
