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第五章263_優しい励まし ページ25

グリム「ふなっ!そうだった。遅刻したらヴィルに呪いのジュース飲まされるんだゾ!」

『いや、流石に物騒だな…』



けど、ヴィル先輩ならやりかねない。
今からあの人だかりが凄いサイドストリートに向かうのか…20分で辿り着けるだろうか。



トレイ「俺達もエース達にチケットを貰っているんだ。応援しにいくから、頑張れよ」

リドル「うちの1年生達に“無様を晒したら首をはねてしまうよ”と伝えておいてくれ」

『アハハ、伝えておきます。それじゃあ失礼します!』

リドル「廊下走ってはいけないよ!!」

『あ、はい』


駆けだしそうになる前にリドル先輩にいわれ、立ち止まる。
仕方がない、頑張って競歩で外に出よう。




リドル「A」



再び呼び止められ、ピタッと止まる。
もしかして走っていたか?と不安になり、慌てて競歩だと言い訳しようとしたら、



リドル「次、おバカな事を言ったら…首をはねてしまうよ」




走った事に対する言い訳を言う前に、柔らかいリドル先輩の声が耳に届いた。
振り返ると2人とも穏やかな目で、私を見た。




トレイ「今度は1人じゃなくてグリムやエース達と一緒にアップルパイ、食べに来いよ」


『………はい。その時は皆でお邪魔します』





2人に深くお辞儀をすると、グリム君を抱えなおし、その場を後にした。





『グリム君』
グリム「なんだゾ?」
『……やっぱり、皆優しいね』




私がそう言うと、「怒らせると怖ぇんだゾ」と眉を寄せて返事をされた。
確かにその通りだと、笑いながら答え、私は競歩で校内から外へ飛び出した。

第五章264_完成されたステージ→←第五章262_スッキリした顔



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ALICE(プロフ) - 波さん» 18章の方でもコメント下さりありがとうございます!頑張らせて頂きます! (2021年8月28日 0時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
- いつも読ませて頂いています。ぜひこれからも頑張ってください (2021年8月26日 18時) (レス) id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - どんさん» ご期待に沿えず申し訳ありません。自分の手では作れないのでキャラメーカー様のものを使って作りたいとは考えているのですが、物語の途中から作成となるので、作っていいものか悩んでいる最中です。機会があれば、使用して作ってみたいとも考えております。 (2021年6月29日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年6月29日 14時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - どんさん» イラスト描けないので、書いてないですね。すいません。 (2021年6月29日 11時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ALICE | 作成日時:2021年6月11日 20時

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