第五章 220＿様子がおかしい ページ29
NO SIDE
ステラ【……】
エース「………えっと」
『あ、遅くなりすぎて怒ってるみたい』
デュース「ご、ごめん。ステラ。その…ちょっと色々あって…」
ステラ【…】
ペシペシッとお玉を持ちつつ、ジトーッと玄関前で3人を見るステラ。
言葉などを出さない為、説教とは言えないが有無を言わせない圧があるため、黙りこくる3人。
グリム「ス、ステラ〜ご、ごめんなんだゾぉ。
も、もう腹がペコペコだから……ふな〜！A〜！！」
『…ステラ。もう皆疲れてるからね、ほら。ステラのごはん冷めちゃうし、冷めたごはん食べさせたくないでしょ？』
ステラ【………】
コクリと頷いたステラはお玉を仕舞い、談話室の方へ歩き出す。
それにホッと息を吐いた4人。
『でもずいぶん遅かったね。どうしたの？』
デュース「いや、それは…その・・・」
エース「A」
しどろもどろしていたデュースを遮り、エースはAに詰め寄った。
いつもお茶らけているエースの顔が違うことに気付き、困惑するA。
エース「飯と風呂終わった後、時間あるだろ。ちょっと付き合ってくれ」
『え…い、いいけど。なんで？』
エース「……何でもだよ」
ぶっきらぼうにそういい、ステラに続いて談話室へ入っていった。
困惑して、助けを求めるようにデュースとグリムを見るA。
デュース「…悪いな、A。僕もそれに行くから、今は言えない」
『え？どういう…あ』
そそくさとデュースも談話室へ行き、残るグリムに視線を向けるがそこにすでに黒い毛玉はいなかった。
あれ？とキョロキョロと首を動かすと、そっと談話室へ入るグリムの姿をとらえた。
いつの間にと呟きつつ、先ほどの2人の行動と言動に首を傾げる。
『………まぁ、いいか』
後で聞けばいいと開き直り、Aも談話室へ戻っていった。
第五章 221＿おいたは駄目だよ ＿＿＿SIDE→←第五章 219＿彼女の善意 エースSIDE
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ALICE(プロフ) - ??ただのアニメ好き★さん» ありがとうございます！！もう少しでオリジナルから本編へいけそうです！今後とも応援よろしくお願いします！！ (2021年6月6日 21時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
??ただのアニメ好き★(プロフ) - 本当に毎度毎度御話が素敵で面白いです！裏側から静かに静かに応援しています！体調にお気をつけて頑張ってください！ (2021年6月6日 8時) (レス) id: 07e5d6fa1a (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ねぎ。さん» ありがとうございます！！就活事態もまだまだ不安だらけでこちらの方に作品を投稿できるか不安になりつつありますが、なるべく頑張ります！今後ともよろしくお願いします！ (2021年5月27日 15時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 竜胆の瞳さん» すぐに返信ができずすいません！そのように褒めていただいて光栄です！全然更新が出来ておらず申し訳ありません。今後ともこの作品のことをお願いします！ (2021年5月27日 15時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ。(プロフ) - 応援しています！！就職活動に負けないでください！！いつでも待ってます！！ (2021年5月15日 0時) (レス) id: 3e04e97b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2021年4月12日 0時
