第一章 26＿お昼休み ページ27
＿＿中庭
そして、2人の活躍により、グリム君を捕獲できた。
問題を起こす前に捕まえられてよかった。
グリム「やだやだ〜つまんない授業は嫌なんだゾ〜！！」
『グリム君。授業をサボるのなら…ご飯、二度と作ってあげないから』
グリム「ふに゛ぁ！？………っ〜！！A、今日厳しいんだゾー！」
『君のせいで、2人に奢らないといけないからだよ！』
コツンと小さな拳でグリム君の頭を小突く。
痛ぇ〜と呻くグリム君を抱え、教室へ急いだ。
＊＊
_______________大食堂 『昼休み』
グリム「やっとお昼休みなんだゾ〜！！！」
4限の授業が終了し、皆で大食堂へ訪れていた。
混み具合が凄いな…。
グリム「ふわぁ〜！今日も美味しそうなものがいっぱいなんだゾ〜！」
『ビッフェ形式って…豪華だね』
グリム「ふわふわオムレツ！鶏肉のグリルにベーコンエッグタルト〜！！」
エ「だーっ！声がでかい！休み時間だけ元気になりすぎだろコイツは…」
グリム「A！オレ様、鶏肉のグリルがいい！最後の一個なんだゾ！あとオムレツも！ジャムパンも！いっぱい取って欲しいんだゾ！」
この小さな身体で入りきるのだろうか…不安に思いつつも、彼の言う献立をとっていく。
『グリム君、あんまり暴れると人とぶつかる……』
グリム「あだっ！」
『言わんこっちゃない…って(あーあからさまにダメな人とぶつかった)』
あちゃーと片手で顔を覆う。
オラオラ系2人にぶつかり、案の定絡まれる。
生徒1「あ〜っ！？オイテメェ！
お前がぶつかってきたせいでパスタの温玉が崩れちまったじゃねえか！」
生徒2「おいおいおい〜ぷりぷりの温玉を崩すのはカルボナーラ一番のお楽しみなんだぜ？
どうせ落とし前つけてくれんだよ！」
……理由が凄くしょうもないけど、謝っておかないと、面倒くさいな。
『あの、すいません。悪気があった訳じゃないので…許していただけませんか？』
生徒1「謝って済むと思ってるのか？慰謝料としてお前が取った鶏肉のグリルくらい譲ってもらわないと、釣り合いがとれねぇなぁ」
グリム「ふな゛っ！？い、嫌なんだゾ！この肉はオレ様のだ！」
生徒2「あ？新入生のくせに先輩に対する態度がなってないんじゃねぇの？」
男の人が私の腕を掴もうとしたとき、後ろからエース君とデュース君の声が聞こえた。けど…洞窟であったモンスターの方が動きも早かったし、恐怖はあちらの方が上だ。
第一章 27＿急所攻撃が一番→←第一章 25＿初日にサボリ魔
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 477人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ALICE(プロフ) - 麗さん» 細かなご指摘ありがとうございます！修正させて頂きました！！ (2021年2月28日 2時) (
レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 40ページ 買主 ではなく 飼い主 ではないでしょうか?? (2021年2月26日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - エマさん» 修正させて頂きました！ご指摘の程、ありがとうございます！ (2020年9月13日 0時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 真紅の暴君編38で精製が清々になってました (2020年9月12日 23時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜日沙霧(プロフ) - グリムぅぅぅぅぅぅぅ邪魔すんなああああああああ (2020年8月2日 18時) (レス) id: 3481591f62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月14日 1時
