第一章 21＿授業その3 体力育成 ページ22
グリム「デュース、またキャラ変わったんだゾ」
デュース「ハッ！…い、いや、ふ、普通だ」
エース「大丈夫か？」
『う、うん。ありがとう』
グリム「あいつ等、無理矢理だったんだゾ。やっぱりAにはオレ様がいねーと駄目だなぁ〜」
『そうだね‥私、魔法使えないし』
グリム「よし、次、来た時はオレ様の炎で蹴散らしてやるんだゾ！」
『いや…穏便に済ませよう』
小さく炎を吐き出すグリムに言い聞かせるA。
一方、2人はさっき囲んでいた生徒達をジトッと睨んでいた。
『2人とも？どうしたの？』
エース「お前、俺等の側、離れるなよ」
『え？』
デュース「色々と危険すぎる」
『…は、はぁ』
＊＊＊
＿＿運動場 『3限目 体力育成』
『ねぇ、グリム君。2人はどうして苛々してるの？…私が遅れたからかな？』
グリム「いや、それは関係無いんだゾ……まぁ、変な奴等に絡まれただけだ」
『そうなの？』
エース君とデュース君の機嫌が悪い理由をグリム君に聞いてもはぐらされた。
まぁ、私のせいじゃないのなら良かったけど…。
『生徒多いね』
エース「最初の内は、2クラス合同で進めていくらしいぜ。俺等はB組と」
『成程…』
通りで見かけない生徒がいるわけだ。色々な人…いや種族がいるというべきか。
話し込んでいると、私達の前に赤いジャージを着たガタイの大きい男性が現れた。
見た目からして、どう見ても体育教師だ。
バルガス「オレはバルガス。お前らモヤシ共の体力育成を担当してやることとなった。
優秀な魔法士は健全な肉体から！見ろ、毎日生卵を飲んで鍛えたこの筋肉！」
『生卵飲んで筋肉って強化されるのか…』
エース「疑問点そっちかよ…」
しかし、生徒も濃いメンバーが集まったけど、教師陣も中々濃いよな。
いや、学園長があーだからこうして濃い人達が集まるのかな？
バルガス「魔法士たるもの、体力が無いとな。
そんなわけでまずはグラウンド20周。終わった者からペアを組んで、腹筋100回だ！」
『基礎中の基礎だね…だから2クラス同時でやるのか』
エース「うぇ……運動は嫌いじゃねーけど、先生が超苦手なタイプ」
デュース「体力には自信がある！」」
グリム「ぐるぐる走って何が楽しいんだあ〜！？
オレ様はハムスターじゃねえんだゾ！」
狸だったり猫だったり、色々と間違われるけど、ハムスターはサイズ的に違うよ…と、グリム君に伝えたら、両隣２人からそういう事じゃないと言われた。
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ALICE(プロフ) - 麗さん» 細かなご指摘ありがとうございます！修正させて頂きました！！ (2021年2月28日 2時) (
レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 40ページ 買主 ではなく 飼い主 ではないでしょうか?? (2021年2月26日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - エマさん» 修正させて頂きました！ご指摘の程、ありがとうございます！ (2020年9月13日 0時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 真紅の暴君編38で精製が清々になってました (2020年9月12日 23時) (レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
桜日沙霧(プロフ) - グリムぅぅぅぅぅぅぅ邪魔すんなああああああああ (2020年8月2日 18時) (レス) id: 3481591f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月14日 1時
