〇妖術使いクロム ５０〇 ページ10
銀「こ、これどうにもなんない！突いても増えちゃうし！」
見たことが無いシャボン玉に対してかなり弱気の金狼君。
奥義を出すしかないと呟く彼に少し警戒をおく。
弱腰だと思っていたが、彼も戦士なのだろう。
銀「奥義＿＿＿＿人任せ！！！おーい！！妖術だよ！クロム！！！」
前言撤回。
見た目通り弱腰で…しかも、チョロい、あと少しのゲスさを感じる。
ゲスいことで千空君と組ませたらいいコンビにはなるのかも。
？「おう、ビビってんじゃねぇぞ、銀狼！俺ならもう駆け付けてんぜ」
銀狼君の声の後にこの場にはいなかった少年の声が聞こえてきた。
マントを羽織り、バンダナ…ではない手ぬぐいのような物を頭に巻く千空君位の年ごろの少年がいた。銀狼君の言った事が確かなら、彼はクロムという名前になる。
ク「よぅ！俺はクロム！ヤベーほど頭の切れる“天才”妖術使いだ！」
千「……ほーーん。科学使いの千空だ」
『…あ、えっと…科学王国民の1人、Aです』
天才という部分を強調させたな。なんだかチョロそう。
コ「ハッ！探しに行く手間が省けたな！」
『あの子がコハクちゃんが言っていた村一番の妖術使い君？』
コ「あぁ、クロム。仲間にしたいというならこいつが一番適任だろう」
ク「セッコイ妖術にビビってんじゃねぇぞ！金狼、銀狼！おう、こんなもんはよー、木炭のアクから幾らでも作られるんだよ！」
彼らが怖がっていたシャボン玉を簡単に割って見えるクロム君。
いや、というより、今シャボン玉の作り方をサラリと…。
金狼君と銀狼君に詰め寄っているクロム君をジッと見る千空君。
もし、彼が科学もかの字もないこの村で、唯一科学に近い探究心を持っているなら、科学王国民に引き入れたいところだろう。
ク「妖術なら負けねぇ！誰も手出すんじゃねぇぞ！」
マントを投げ捨て、クロム君は千空君を睨む。
銀狼君は村が壊される！？とアワアワしているが、そんな妖術存在したらそれこそ司君の標的だろうな。
ク「ここじゃ村の連中を巻き込んで危ねー、場所だけ変えよう…！」
そう言いクロム君は吊り橋から少し離れた場所に倉庫が建てられていた。
少し待っていろ、とクロム君は倉庫に引っ込んだ。
場所を変えるのは危険だからとかじゃなくて、道具必要だったからではないのか…。
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ALICE(プロフ) - イチュキさん» コメントありがとうございます！氷月の出番はまだ先になりそうです、更新頻度が遅く申し訳ありません！司と先生の要素は今後増やせていけたらと考えております！お時間を頂きますがご了承下さい！更新の応援ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします！！ (2020年4月30日 23時) (
レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
イチュキ - 氷月はいつ出ますかね？？司が先生を欲してるって描写が欲しいです！更新まってます！！うええええええええい (2020年4月30日 16時) (レス) id: 301f9252cd (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 紅羽さん» ご指摘ありがとうございます！これは私の変換ミスですね…度々のミス申し訳ありません！自分では分かれない部分があるので、本当に助かります！ (2020年4月22日 22時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - こんばんは！44話の千空のセリフで「捩って超ぇ紐作れ！」とありますが、この「超ぇ」とは変換ミスでしょうか？気になったので指摘させていただきました！ (2020年4月22日 2時) (レス) id: a3482aa509 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - だんもさん» クロム原作通りですね。ご意見ありがとうございます！期間中の意見次第で制作過程を変更いたしますので、それまでは普通に本篇をお楽しみください！ご協力ありがとうございました！ (2020年4月19日 20時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年4月18日 21時
