第五章 41＿光のエルフの加護 ページ42
デュース「取りあえず、顔色が悪いし…どこか座ったらどうだ？」
エース「おっ、あそこの椅子開いてるじゃん。ほら、座っとけよ。
オンボロ寮のオンボロソファと違って、ポムフィオーレ寮のもん全部高級品だぜ」
グリム「さらっとディスってんじゃねぇー！！」
エース君に引っ張られるまま、椅子に座る…うわ、本当にフワフワ。
ケイト「ほい、どーぞ。まだ開けてないから、間接キスにはならないよ〜♪」
『…ありがとうございます』
ケイト先輩が差し出してくれた水を有り難くいただく。
……異様に喉が渇いていたのか、半分くらい飲んでしまった。
オルト「水分補給はこまめにとらないと‼
人間の体の半分は水で出来ているだから摂取を損なうと立ち眩みや、頭痛、吐き気なんかも症状として現れるんだよ！」
『…うん、ありがとう』
子供にまで心配されてしまった…しっかりしないと、な。
水も飲み、ようやく落ち着いてきたとき、談話室の扉が開かれた。
そして入ってきたのはポムフィオーレ寮の寮服をであろう紫の表地と裏地に金色の装飾がされたガウンを羽織っている3人。
ヴィル「煩いわよ、ジャガイモたち！」
寮長、ヴィル・シェーンハイト先輩。
3年のルーク・ハント先輩。
そして私達と同じ一年、エペル・フェルミエ君だ。
流石美しき女王をモチーフにした寮…寮服も他の寮とは違った美しさがある。
というか…キラキラーンという効果音が上がる程、眩しい異彩を放っているな。
デュース「うっ‼まぶしい！？何だこの輝きは…」
グリム「目がチカチカするんだゾ！」
『…頭上で光の粉ふりかけてる小さい人達がいるからね』
3人の頭上には以前、この談話室で3人が茶会をしていた時にもいた妖精だ。
ルーク先輩の近くにもいたな…あの子達。
見た目は金髪の美しい乙女…だが、ひと際輝いているな。
自信からあふれる光を粉にして3人に振りかけている。
リリア「あれは光のエルフだろうな」
『光のエルフ…？名前とかはないんですか？』
リリア「エルフという類ではあるが、名称という名称はない。
奴等は美しいものを好み、美しい人に自身の魔力が宿る粉をかけるんじゃ」
エルフといっても名前がある訳じゃないのか…。
ヴィル「この学園でアタシの事を知らない人間はいないと思うけど。現場の礼儀はまず挨拶から。アタシはポムフィオーレの寮長。ヴィル・シェーンハイト」
＿＿＿＿
歌詞の記載はうらつくで禁止されているので、省きます。
第五章 42＿ボーテ100点…？→←第五章 40＿メラリー・ティファニー
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ぬこ - オリキャラ苦手だけどこの作品は好きだわぁ( ˇωˇ ) (2023年3月1日 1時) (
レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - あぁぁぁぁぁもうありがとうございます。早速読んできます。 (2020年9月15日 0時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ウミソラさん» 早速のコメントありがとうございます！ヴィル先輩のユニーク魔法、気になりますよね。今回、オバブロするのは誰なのかもまた気になる話です！更新を順々に進めて行きますのでよろしくお願いいたします (2020年9月14日 22時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 来ました!!!!五章!!!!今後も更新を楽しみに待っています!!!!あとヴィルさんのユニーク魔法が物凄く気になる!! (2020年9月14日 22時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年9月14日 22時
