GHOST MARRIAGE＿47 ページ47
エペル「たしかに表現するのは大切かもしれないけど……。
僕には照れ臭くて無理……かな」
ルーク「成程。それなら初心者向けに詠ってみようか！」
また何か思いついたのか、「いくよ」と笑顔を浮かべて言うルーク先輩。
再びキラキラと輝きだす彼の周り…もう何もツッコまん。
ルーク「もしもあなたがいなかったら
わたしは ここに存在しない
もしもあなたがいなかったら
わたしは 夢を描けない
もしもあなたがいなかったら
わたしは ほとほと 困ってしまうよ!」
エース「おっ。恥ずかしい比喩がない分、今度はとっつきやすいかも！」
『ある意味、ストレートな詩だね』
ルーク「あなたがいてくれて
本当によかった
__大切な大切な 学園長
〜fin〜」
『成程、学園長…て、学園長！？』
エース「って学園長へのポエムかよっ！」
エペル「花嫁ゴーストに捧げる詩じゃないんですか！？」
ルーク「親しみのある人にむけたほうが１年生の君達にもわかりやすいと思ったんだ」
リドル「そ、それはどうでしょうね。
学園長を尊敬すること自体は大切なことだと思いますが……」
『今の流れから最後に学園長って…ルーク先輩、狙ってます？』
ルーク「ん？僕は何時でもハートを狙っているよ、トリックスター」
駄目だ、話が通じない。
ある意味、天然だ。カリム先輩の天然の方がもっとマシなのに…。
エース「エペルの言った通り、ルーク先輩って本当になんでも褒めるんだな。
……でもさあ、それって嘘くさくね？
いつも褒める人に褒められたってあんまり嬉しくないっていうか……
信憑性に欠けるんだよなあ」
ルーク「疑われるのは悲しいな。私の口にすることは全て本心さ」
『はぁ…そうなんですか？』
ルーク「この世には、美しいものが溢れている。
私はその全てを、等しく愛しているんだからね」
『…平等に、ですか……。何というか、器用ですね、先輩』
ルーク「そうかな？」
この人が本当に愛する人を見つけた時、どういう感じになるのかな…。
それがまた気になるけど。
……永遠と美を語るのか、または好きな人だから冷たいタイプなのか……。
結局、プロポーズのやり方は余り分からなかったので、それぞれが準備をする事にした。
30分後に学園の門前集合という事で一旦解散となった。
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かずほ(プロフ) - 初めまして!! 続編おめでとうございます！ 本編の方も全て読み終わりました!! お気に入り登録しておきます！ ゴスマリ来ました!!!!待ってましたーー！ 更新楽しみに待ってまーす！ (2020年8月30日 7時) (
レス) id: e1ffbbade3 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - ゴスマリ来ました!!!!そして続編おめでとうです!!!!今後も更新楽しみに待っています!!!!o(*⌒―⌒*)o (2020年8月29日 20時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年8月29日 20時
