GHOST MARRIAGE＿3 ページ3
学園長の言葉にグリム君と共に首をかしげる。
見つかるはずがないって…何で確定的なんだ？
クロウリー「だって彼女が花婿に望む��理想の王子様��は……180ｃｍ以上の高身長！贅肉のついてないスリムなボディ！清潔感溢れる美肌！切れ長の瞳！チャーミングな笑顔！
キューティクルが光り輝く髪！思わずキスしたくなる印象的な唇！」
『…へ？』
クロウリー「などの条件を全て兼ね備えた、超！！！！！ハンサム男子。
彼女のお眼鏡に叶う男性など、世界中のどこを探してもいるわけがないんです。ははは！」
滑稽そうに笑う学園長。
私とグリム君はというと、学園長が話していた花婿の条件のハードルの高さに呆れている。
『欲望に忠実ですね』
グリム「凄ぇな人間って…て、ゴーストなんだっけ」
男子校であるこの学園には…大部分の生徒はイケメンである。
が、性格に難がある人が多すぎて、そんな王子様に会ったことはない。
……夢を見すぎるのも対外だな、相当箱入り娘だったんだろう、その御姫様。
クロウリー「とにかく、毎年被害があるのはオンボロ寮だけ。
それも数日待てば、ゴーストは諦めていなくなります」
『…数日って‥1日経つことは決定なんですか！？』
クロウリー「無駄な抵抗はやめて、２、３日お友達のところに居候でもしてください」
グリム「ふぬぬ〜人ごとだと思いやがって〜！」
『私が女性であると忘れているでしょう』
オンボロ寮には…あのゴーストさんがいるし、帰れない。
かと言って…友達、エース君達の所に居候させてもらうのも……。
女子である身から男子の部屋に数日居すわるのは、なぁ…。
エース君達が同意してくれるのか…それも怪しいし。
『………あぁ、事情も何も話してくれない最悪な学園長のせいで、
私は女の身でありながら男子たちの寝床に居すわる事になるとは…ションボリ』
クロウリー「ぐっ…そ、それは…」
『しょーがないから、師匠のソーマさんに何とかしてもらおうかなぁ』
クロウリー「ちょっと、彼を絡ませると色々と面倒になるでしょう！」
『面倒事嫌いすぎでしょ』
本当にソーマさんを、ドリュー達に頼んで読んでもらおうか…と思った時、
バンッと学園長室の扉が開かれた。
オルト「学園長ー！！！！！！」
入ってきたのは…1人の生徒……て、浮いてる？
燃えるよう…いや燃えてる青い髪に黄色の瞳……て、何かイデア先輩に似ている。
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かずほ(プロフ) - 初めまして!! 続編おめでとうございます！ 本編の方も全て読み終わりました!! お気に入り登録しておきます！ ゴスマリ来ました!!!!待ってましたーー！ 更新楽しみに待ってまーす！ (2020年8月30日 7時) (
レス) id: e1ffbbade3 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - ゴスマリ来ました!!!!そして続編おめでとうです!!!!今後も更新楽しみに待っています!!!!o(*⌒―⌒*)o (2020年8月29日 20時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年8月29日 20時
