〈ツイステ〉ねじれた世界の御伽噺 Side Story

ハーツラビュル寮の（鬼）コーチ3　〜麦わら帽子様リクエスト ページ12

リドル「では、エース、デュース、しっかりとAを送り届けるんだよ？

あと…赤点などには絶っったいに引っかからない様に……


…‥もし、

赤点をとるようなものならば…‥…………首をはねてしまうよ」



リドル先輩の最後に圧にヒッ！？とビビルエース君、デュース君。
そしてグリム君…いや、君ハーツラビュル寮の人じゃないし。



トレイ「また分からないことがあれば、いつでも聞いて来いよ」
ケイト「ねぇ、俺のスマホはいつ返してくれるの〜？トホホ〜」


未だにスマホを返してもらっていないケイト先輩はしょんぼりしている。
まぁ、仕方ない。



リドル「では、A、君も頑張って。おやすみ」
『おやすみなさい、皆さん』



そして、エース君、デュース君にオンボロ寮まで送られる。



エース「寮長…鬼すぎる」
デュース「こ、これで明日赤点だったら……俺達は」
グリム「ふな″ぁ〜、もう無理なんだゾ」


大分くたびれているようだ。
でも、大方集中できていたし…何とかなる気もするけど。


…何かやる気ある言葉とかあれば………あ、そうだ。


『3人とも、赤点回避したら。何でも好きな物1品作ってあげるよ』

「「「え！？」」」

『ただし、自己負担ね」

エース「マジ！？じゃあ、俺チェリーパイ！」
デュース「僕はオムライス！」
グリム「オレ様はツナパスタがいいゾ〜！！」


ご飯の事になると、凄い意欲だな……。
始めからこうしておけば…いや、皆まで言うまい。

リドル先輩のあの熱い教えを、彼らはきっと忘れていない筈…！！


『じゃあ、明日は頑張ってね』


そう言うと、うぉー！！と声を上げる3人。
………やっぱり、彼らの原動力はご飯だ。



＊＊



翌日の小テスト、その結果。

ギリギリ赤点を回避したエース君とデュース君と、グリム君。
約束通り、彼らの好きな物を振る舞い、首をはねられず…に棲むはずだったんだが、



でも本当にギリギリだった為、リドル先輩に怒られて、首輪を3日付ける羽目になったらしい……




皆も予習復習大事だよ。




＿＿＿＿＿＿＿＿

麦わら帽子様のリクエスト。
・ローズハート寮のみんなで勉強会。


ギャグ少し混ざってしまいましたね……。

甘い雰囲気を作るのはかなり苦手なので、ちょっとイメージしていた内容と違いましたら、
申し訳ありません。

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