FAIRY GALA＿43 ページ44
当たり前だろ…と、カリム先輩以外全員思った。
ヴィル「残念ね。Aがトップに立てば、最高の女として磨き上げて上げるのに…
とりあえず、ポムフィオーレ寮の転寮手続きは済ませておくわね」
『やらないで下さい！！』
断固拒否する、と失礼ね…とジトッとした目で見られたが、ここで譲れるか。
第一、魔力ない事忘れないか？この人…。
カリム「じゃあ、これでもう、一緒にレッスンを受けることもなくなるのか。
ちょっと寂しいよ」
『…まぁ、大変だったけど、楽しかったですね』
カリム「だよな！そう思うよなー！」
『………でも、記憶には残りましたよ。きっと妖精の皆さんにも、あの楽しい光景はずっと目に焼き付いていると思います』
そして、私の目にも、記憶にも…今回の事は焼き付けた。
もしかしたら、次の春…私はここにいないかもしれない。
それは元の世界に帰れる＿＿＿というだけじゃない。
この世界で…私の体が何処まで保つのか
私の命がいつまでに…尽きるのか
それが分からないからこそ、今回の記憶は大切にしたい。
グリム「A？どうしたんだゾ？」
肩に乗るグリム君が茫然としていた私を見て、言葉をかける。
ジャミル先輩と話すカリム先輩、
ヴィル先輩と言い合うレオナ先輩、それを宥めるラギー先輩。
そして…肩に乗るグリム君の重み。
いつか、私は去らないといけない＿＿＿＿だけども。
『…楽しかったね、グリム君』
グリム「オレ様疲れたんだゾ〜」
『‥フフッ、今日は豪華にしようか』
グリム「ほんとか！？」
カリム「あ、なら今日はうちに寄って行けよ！！
フェアリーガラ成功の宴、しようぜ！」
ジャミル「カリム！勝手に…ちょ、話を聞け！！」
早速鏡の間へ走り出すカリム先輩を止めるジャミル先輩。
衣装を汚さない！と怒鳴るヴィル先輩、
欠伸を隠さないレオナ先輩と、タダ飯が食えると笑うラギー先輩。
そんな彼らと共に、私も声をあげて笑ったのだった。
願わくば……また、彼らと共に、この春の祝福を越えられれば、いいな。
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ALICE(プロフ) - キュキュさん» side storyの方でそれに似たリクエストを期間内に頂いていたので、作成次第、side storyにあげていきたいと思っています！作成までお時間を用いますので、少々お待ちください (2020年9月13日 13時) (
レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
キュキュ - リクエストをしたいのですが妖精の国に拐われて皆んなが助けに来る話が見たいです。 (2020年9月6日 1時) (レス) id: a0bbb5bb79 (このIDを非表示/違反報告)
優空(プロフ) - リクエストにお応えしてくださってありがとうございます！最高すぎてニヤニヤしながら読んでしまい、側から見たら変人になっていたと思います笑 これからも楽しみに更新を待っています！ (2020年8月26日 0時) (レス) id: 9350a6e84c (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - カルーアさん» 確認しましたが、本当に同じ文章が繰り返されていました！ご指摘ありがとうございます、只今修正致しました！ご不便をおかけいたしまして申し訳ありません、今後ともよろしくお願いいたします！！ (2020年8月7日 15時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア(プロフ) - コメントさせていただきました。これからも応援しています。更新頑張ってください！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 0fc594eb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月27日 3時
