FAIRY GALA＿23 ページ24
レオナ「…おら、どーだよ。
ファッションショーのウォーキング、これなら文句ねぇだろ？」
こんなもんだろ？というように、レオナ先輩は見事なウォーキングを見せてくれた。
私は思わず、拍手してしまう。
『す、凄い…初日のアレが嘘みたい』
レオナ「アレって一言余計だよ」
ヴィル「…満点だわ。数日前とは別人じゃない。
どうして急に本気を出したの？」
レオナ「ファッションショー何て、下らなすぎてやる気が起きなかったが……
Aはともかく、お前につきまとわれるのはうんざりだ。
それならさっさとクリアしちまった方が楽だと思ってなァ」
『…ならどうしてそのやる気を初日に出してくれないのか…』
レオナ「何か言ったか？」
『
また頬を摘ままれ、抗議を入れるが、本人は楽しそうにニヤニヤして、伸ばしたりしている。
いい加減、頬肉がどうかなってしまいそうだ。
因みに、ヴィル先輩にはもう止めて貰えなくなった。
理由を聞くと「レオナが少しでもやる気を出すから」と言われる…解せぬ。
ヴィル「Aで遊んでいる所申し訳ないけど…甘いわね。
アタシたちの世界の“ウォーキング”がただ歩くだけで済むと思ってるの？」
レオナ「はぁ！？」
『
ヴィル「勿論よ。話に集中できないからAの頬で遊ぶの後にして」
後でも嫌なのだが…と思いつつ、ヴィル先輩の言葉で頬からレオナ先輩の手が離れる。
私の頬、摘まむの止めて欲しいな。
ヴィル「ショーの中で一番重要なもの。それは……ポージング‼‼」
「『ポージング…？』」
レオナ先輩と共に首をかしげる。
ヴィル「ランウェイを歩いて視線を集め、魅力的なポーズを決める。
それがファッションショー。素人でも、テレビや雑誌なんかで見た事位あるでしょ？
ランウェイの先端を折り返す時、例えば…腰に手を当てて……」
そう言い、ヴィル先輩が実践してくれた。
此方に背を向け、一度ターンして振り返り、腰に手を当てるポーズをとる。
…おぉ、と声が出る程決まっており、いつものヴィル先輩とは違った印象を感じた。
『カッコイイ…』
レオナ「歩きと関係ねぇじゃねぇか‼」
ヴィル「“ポージング”はウォーキングの1部よ。それが決まらなきゃ、会場中の目線何て奪えっこない。そしてポーズはモデルの人生を映し出すもの。
アタシと丸きり同じで言い訳じゃない」
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ALICE(プロフ) - キュキュさん» side storyの方でそれに似たリクエストを期間内に頂いていたので、作成次第、side storyにあげていきたいと思っています！作成までお時間を用いますので、少々お待ちください (2020年9月13日 13時) (
レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
キュキュ - リクエストをしたいのですが妖精の国に拐われて皆んなが助けに来る話が見たいです。 (2020年9月6日 1時) (レス) id: a0bbb5bb79 (このIDを非表示/違反報告)
優空(プロフ) - リクエストにお応えしてくださってありがとうございます！最高すぎてニヤニヤしながら読んでしまい、側から見たら変人になっていたと思います笑 これからも楽しみに更新を待っています！ (2020年8月26日 0時) (レス) id: 9350a6e84c (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - カルーアさん» 確認しましたが、本当に同じ文章が繰り返されていました！ご指摘ありがとうございます、只今修正致しました！ご不便をおかけいたしまして申し訳ありません、今後ともよろしくお願いいたします！！ (2020年8月7日 15時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア(プロフ) - コメントさせていただきました。これからも応援しています。更新頑張ってください！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 0fc594eb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月27日 3時
