65.報告 ページ7
渡辺side
渡辺「…気をつけて帰れよな」
「うん！心配してくれてありがとぉ！
優しい翔太くん、だぁい好き！」
“ムギュッ！”
渡辺「おっと…
…俺も、大好き」
“チュッ…”
「へ…！？」
ヤバ、俺も酒がまわってきた．
我慢できなくなる前に早く帰ろう…
渡辺「じゃあな、知らない男について行ったりすんなよ？」
「う、うん！ばいばーい！」
…俺、どさくさ紛れに言っちゃいけないこと言った気がする．
Aも多分覚えてないし、忘れたフリしとこ…
その後、Aから意味深な写真がたくさん送られてきた．
自販機の写真だったり、バスの路線図の写真だったり…
あいつ、酔いすぎじゃねぇか？
かなり心配だったが、Aの家にある冷蔵庫の写真が謎に送られてきて、とりあえず安心笑．
…そうだ、あいつらに報告しないと．
俺はA以外の9人のグループメールに飛ぶ．
Aをハブっている訳じゃなく、むしろAを守るためのグループメール(※ふっか曰く)だ．
とりあえず、今日Aが話してくれたことを報告する．
渡辺“A、あの凛花って女にグループ誘われたらしい”
俺がメールを送ると、すぐに返信がくる．
阿部“なにそれ！？”
佐久間“いきなりすぎない？”
…まあ、当然の反応だよな．
岩本“Aは何て答えたって？”
渡辺“断ったって”
ラウ“良かった〜！”
宮舘“でも、いきなりなんでだろうね”
目黒“絶対何かあるよね”
向井“もう気安く近づけんわ！”
深澤“それは康二だけだろ？笑”
向井“ちゃうわアホ！”
深澤“まあでも、めめの言う通り何かあるのは絶対だよね”
岩本“あの人には警戒しておこう．
Aをいつ傷つけるかわからない”
全員が“了解”と返信する．
ほんと、頼れるリーダーだよな．
頼れると言うか、過保護なだけ？笑
でも、Aを守りたい気持ちは全員同じ．
Aに近づく変な虫は、老若男女関係無く俺たちが追い払う．
Aが笑って過ごせるように…
ラウ“てか、しょっぴーいつAちゃんとデートしたの！？”
佐久間“そうだよ翔太！
俺もAちゃんとデートしたい！”
あ、これめんどくさくなるやつだわ．
とりあえず無視しとこ笑．
結局全員、Aのことが大好きなんだよな笑．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あたりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (3月24日 16時) (
レス) @page42 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：絢音 | 作成日時：2024年3月6日 22時
