74-3.来襲 ページ21
Aside
…助けなきゃ．
すごく屈辱的で苦しいけど、翔太くんはもっと苦しいはず．
私は翔太くんに向けて、“助けるよ”と口を動かした．
凛花「ほーら、さっさと楽になっちゃいましょうよ♪」
渡辺「ん"っ…！ん"ーっ…！」
頑張って耐えて…翔太くん…！
渡辺「ん"ん"っ…！！」
翔太くんが果てたと同時に、凛花さんが離れた…！
私は部屋のドアを勢いよく開けて、凛花さんに力のまま突っ込んだ．
「やーーっ！」
凛花「きゃあっ…！」
下半身が裸の凛花さんを、私は床に伏せさせる．
照くんがやっていたドラマのアクションシーンがカッコよくて何度も見返していたから、その時の照くんの動きを思い出しながら凛花さんの動きを止める．
凛花「痛い…！」
「なんで…なんでこんなことを…！」
怒りに満ちた私は、凛花さんの腕を折るくらいの勢いで力を込める．
凛花「あら、白雪さん．
こんなことして、大丈夫なんですかぁ？
暴力で事務所に訴えますよ？」
「こっちのセリフですよ！
めめくんと翔太くんに酷いことを…！
絶対に許しません…！」
凛花「その割には2人とも、私と体の相性抜群でしたよ？」
「黙ってください！」
“バチンッ！”
凛花「痛っ…！」
私は怒りを込めて、凛花さんにビンタをした．
凛花「華のあるアイドルに好き放題やって、タダで済むと思わないでくださいね…！」
「それもこっちのセリフです！
私をグループに誘ったのも、私をSnowManから抜けさせるためなんですよね！？
邪魔者を排除して、自分がみんなに近づくために…！」
凛花「…あら、そんなの当たり前じゃないですか．
あなたはSnowManにはいらない存在．
邪魔な奴を消そうとして何が悪いんですかぁ？」
「私はもう…誰に何を言われようと、SnowManのメンバーなんです！
邪魔者扱いされることはもう覚悟してるんです！
でもそれとこれは別です！
絶対に許さない…！」
私がもう一度ビンタをしようとして手を振り上げた時、誰かに手を掴まれた．
「照くん…！？
なんでここに…！」
岩本「電話をかけてくれたのはAだろ？」
そうだ、忘れていた．
何かあったら大変だと思ったから、翔太くんのお家に入る前に、照くんに電話をかけたんだ．
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あたりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (3月24日 16時) (
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作者名：絢音 | 作成日時：2024年3月6日 22時
