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Before the Dreaming -蓮side- ページ29
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「え、この中で誰が1番に抜けると思う？」
「結局全員残る気もするけどね…」
「ははは！それはあるな。笑」
クリスマスまで、残り1ヶ月を切る頃。
いわゆる、独り身の男たちで集まって、飲み会を開いた。
今日は、この8人で。
蓮「…次は、全員で集まれたらいいね。」
「まぁ試験の前らしいからね〜。」
「大変やなぁ、現役高校生は。」
みんな、年齢も仕事もバラバラだけど…
なんて言ったら良いんだろうな…
仲間…みたいなもんかな。
俺は後からここに入れてもらった身だけど、みんな優しくて、居心地がいい。
「うわっ！これめっちゃ上手いぞ！」
「マジ？俺も食べたいなー、追加注文しよー。」
「誰かさぁ、飲み物頼む人いない？」
「いいよ。そしたらまとめちゃおうか。」
一応、忘年会という名目だけど。
年末になったらそれぞれ忙しくなるだろうと、早めに集まることになって。
居酒屋でテーブルを囲んでいる。
たぶん次にみんなで集まるのは、年が明けてからになるだろうな。
注文したものを食べて、少しだけ飲んで。
みんなの近況を聞いたり、くだらない話で盛り上がったり。
そんな楽しい時間はあっという間で、すっかり遅い時間になってしまった。
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作者名：みるくかぷちーの | 作成日時：2021年11月25日 20時
