第21話 ページ22
お互いふにふにと頬をつつきあった
「やわらかい」
「ね、やわらかい」
ふへ、と柔らかく笑いながら兄さんと頬を触りあっていた
「兄さんのほっぺ冷たい」
「結衣のだって冷たいよ」
「これは手を当て続けたい」
「当てるかぁ」
手のひらをお互いの頬につけて、まるで見つめあっているかのような形になった
「………」
「………」
あれ、これってもしかして恥ずかしくない？やばくない？なんかむしろ暑くなってきてない？
むしろチョロ松兄さん熱くなってきた
何故だか目が逸らせない
……ちょっと見つめあったまま、お互い汗が止まらず首筋につつっとつたっていった
「ただいま〜！いやぁお兄ちゃん今日も勝てなかったわぁ〜…え」
「お、おそ松兄さぁぁん！！」
「げ、おそ松兄さん」
私はこの状況から脱したかっためおそ松兄さんが来てくれて喜んだ
チョロ松兄さんはなぜかガッカリしてたけど
私はおそ松兄さんに抱きついて『おかえり兄さん！！ありがとう！』と言った、お兄ちゃんはにっこり笑いながらよしよしと私の頭を撫でた
…目が笑っておらず、チョロ松兄さんを見ているのは気にしないでおこう
「おそ松兄さんいつ帰ってきたの」
「んー？さっきだよ〜、まさか妹に手を出すなんてなぁ」
「うるせえこの馬鹿松！」
「おまえ同じ遺伝子だろうが！」
あーだこーだと言い争ってる兄達を見ながら私はおそ松兄さんから解放されなくなった
「ちょっとおそ松兄さん、そろそろ離してあげなよ！」
「だってトッティあれだよぉ？妹に手を出す奴がいるんだよぉ？お兄ちゃん心配で心配で」
「あー、あのチョロシコスキーが」
「チョロシコスキー言うな！だいたいあれは暑かったから…」
「暑かったら妹の頬を触って顔を見つめ合うんですかぁ」
「うわぁ、DTのくせによくそんなことを…」
「あのさぁ、兄さん達もう良くない？」
こんな言い争いを夜まで繰り広げられた、カラ松兄さん達は自分のことやって放ったらかしだし
兄さんに座りながらうしろからぎゅぅっとされてる私は身動きができない
「良くないよ！僕の可愛い妹がこんなゲスい自意識ライジングの化け物に触られたくない！」
「うるせぇこのドライモンスター！」
「あーあ、俺でさえ我慢してるって言うのになぁ
お兄ちゃんいないのいいことになぁ」
「だから何もしてないって！！」
……頼むからさぁ
「寝かしてくれよぉ」
夜は長いです
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
一松兄さん
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大重まりな(プロフ) - ((((；ﾟДﾟ)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる！更新頑張ってくださいね！ (2019年12月29日 19時) (
レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 凄く面白かったです!イッキ読みしました。本当に6つ子に妹がいたらこうなっている気がします･･･。 (2019年9月30日 20時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆっこ - これを見てはぁはぁ言っている私は、ついに変態へと覚醒してしまった。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 354b18a198 (このIDを非表示/違反報告)
米森ルカ(プロフ) - 頑張ってください〜！楽しみにしてます！ (2019年7月16日 20時) (レス) id: 4bcfa0b979 (このIDを非表示/違反報告)
たんてぃー - すんごい楽しみです更新頑張ってください！！ (2019年4月25日 19時) (レス) id: 748ce87adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎ56 | 作成日時：2019年3月30日 13時
