5話 お子様ランチ ページ5
no side
泉は夕飯の支度をしている。
泉「みゆき〜。そろそろご飯だから、お片付けしてね」
みゆき「は〜い!」
大地「みゆき、ご馳走様。おいしかったよ」
大地はおもちゃのご飯とフォークとスプーンをみゆきに渡した。
みゆき「ありがとう!」
みゆきはおもちゃを片付けに行った。
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大地side
泉は布巾でテーブルを拭いている。
ふと、大きくなったみゆきのことを想像してしまった。
(未来の旦那さんに「ご飯できたよ」って言う日が来るのか…。)
大地「みゆき〜!嫌だぁ〜!!」
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泉side
みゆき「パパこわい〜!!」
そう言って、みゆきは私の所にやって来た。
泉「パパ!みゆきを怖がらせないで!」
大地「はい…」
大地はみゆきの所に来て、しゃがんだ。
大地「みゆき。怖がらせてごめんな」
みゆき「ううん」
泉「さあ、ご飯にしましょう。パパとみゆきは座って待っててね」
大地「うん。みゆき、座って待ってようか」
みゆき「うん!」
大地とみゆきは食卓に向かった。
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よっちーside
女は強いですね…。
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大地side
俺はみゆきを椅子に座らせた。
大地「みゆき。ママのお手伝いをして来るから、おとなしく待ってるんだよ」
みゆき「うん!」
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泉side
泉「できた!」
私はみゆきのご飯を用意した。
大地「泉〜。手伝うよ」
大地の声に気付き、振り向いた。
泉「大地!」
大地「おっ、これはみゆきのご飯?」
みゆきにミックスベジタブルを混ぜたチキンライスとホウレン草入りオムレツがのっている
特製のお子様ランチを作ったのだ。
泉「そうよ」
大地「これって、みゆきの好きなオムレツだよね?」
泉「うん。さっき茹でたホウレン草を入れたの」
大地「えっ!みゆきの好きな物に入れちゃったら嫌がられるんじゃないか?」
泉「それはみゆき次第ね。先にご飯を食べてもらいましょう」
大地「じゃあ、みゆきのスプーンとフォークを出して来るね」
大地は食器棚の所に行き、みゆきのスプーンとフォークを取りに行った。
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no side
みゆきは椅子に座っておとなしく待っている。
みゆき「おなかすいた〜」
大地はみゆきのスプーンとフォーク、泉はみゆきのご飯を持って来た。
泉「みゆき。ご飯よ」
みゆき「ごはん!?」
みゆきの目の前に大地はスプーンとフォーク、泉はお子様ランチを置いた。
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年8月7日 23時