検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:6,252 hit

293話 『おそ松さん』の世界・10日目 ページ43

みゆきside

みゆき「ん…」

私は目を覚まし、布団の中で辺りを見回した。
いつもの部屋で寝ていたことに気付いたと同時に涙が流れた。

みゆき「パパ…。ママ…」

---------------

カラ松side

カラ松「ん…」

俺は目を覚ました。
ゆっくり起き上がり、辺りを見回すと他の兄弟はぐっすりと眠っている。

≪大和!!≫

カラ松「みゆきちゃん…」

トド松が寝返りを打ち、俺の方を向いた。

トド松「みゆきちゃんがどうしたの〜?」

トド松は寝言を言っていた。

(なんだ、寝言か…。)

ふと、壁にかかっている時計を見ると6時を回っていた。

(着替えるか。)

俺は静かに布団を出た。

---------------

みゆきside

私は着替えを終えて、部屋を出てトイレに向かっている。

(今日はトト子ちゃんが家に来るから、暗い顔してたらダメだよね…。よし!)

そう思いながら歩いていると台所に差し掛かった。

お母さん「困ったわ…」

(お母さん?)

私は台所に入り、お母さんの所に行った。

みゆき「おはよう。お母さん、どうしたの?」
お母さん「おはよう、みゆきちゃん。実はね、昨日買った乾燥わかめを全部出しちゃったのよ」
みゆき「えっ…?」
お母さん「これなんだけど…」

お母さんは大きなボウルに入っているわかめを見せてくれた。

みゆき「わっ、すごいね…」

(あっ、そうだ!)

みゆき「お母さん。昨日はレタスとコンソメスープの素を買ったよね?」
お母さん「え、ええ」
みゆき「スープ用のお皿にわかめとちぎったレタスを敷いて、お鍋に水とコンソメを入れて煮込んでレタススープにして食べようよ!」
お母さん「あら、いいわね」
みゆき「うん。あっ、トイレに行って来るね」

---------------

カラ松side

俺は着替えを終えた。

トド松「ん〜…」
カラ松「あっ」

トド松をはじめ、他の兄弟が起きた。

カラ松以外「おはよ〜…」
カラ松「フッ…。グッドモーニングだぜ、ブラザー!!」
カラ松以外「……」
一松「…グッモニ」
カラ松「あ、ああ」

---------------

no side

炊飯器が保温状態になっている中、松代はレタスを半分に切って芯を取って三角コーナーに入れたところである。

お母さん「え〜と…。スープ皿にわかめを入れて、ちぎったレタスを敷くのよね」

そこへ松造が台所に入って来た。

お父さん「母さん、手伝うよ」

松代は松造の声に気付き、振り向いた。

294話 レタススープ→←292話 夢の中-信託-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , トリップ , 二次元   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。