282話 ユメデアエールの準備 ページ32
みゆきside
(パジャマパーティーかぁ…。)
私は布団を敷くことにした。
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おそ松side
俺達4人は台所にいる。
チョロ松と一松は食器などを洗っていて、俺とトド松は洗い終えた食器を拭いている。
父さんと母さんは椅子に座って休んでいる。
お母さん「あんた達、ありがとうね」
トド松「どういたしまして」
おそ松「へへっ」
お父さん「さて」
父さんは立ち上がった。
お父さん「母さん。布団を敷いて来るよ」
お母さん「あら。じゃあ、お願いしますね」
父さんは台所を出た。
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カラ松side
十四松は布団を敷いてくれた。
十四松「布団、敷いたよ〜!」
カラ松「ありがとう。先に着替えようか」
十四松「は〜い!」
俺と十四松はパジャマに着替えることにした。
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みゆきside
私は布団を敷いてから、パジャマに着替えた状態で布団の上に寝転んでいる。
(パパ…。ママ…。大和…。)
私はみんなのことを思い出す中、ゆっくり起き上がってカバンの所に行った。
小さい手提げバッグからブレスレットを取り出してから左手首にはめ、おそ松達の部屋に行くことにした。
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十四松side
僕とカラ松兄さんはパジャマに着替えて、布団の上に座っている。
少し前に、おそ松兄さん達が部屋に来たのでパジャマに着替えている。
一松「…パジャマパーティーなんて、俺達クズのやることじゃないよね」
おそ松「しっかし、チョロ松がパジャマパーティーのことを知ってるなんて初耳なんだけど〜…」
チョロ松「ああ、その話ね。いつも読んでるアルバイト求人誌にたまたま載ってたのを思い出したんだよ」
トド松「それって、コラムってやつだね」
おそ松兄さん達は話をしながらパジャマに着替え、カラ松兄さんはトランクの所に行った。
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カラ松side
俺はトランクを開け、ユメデアエールを取り出した。
(みゆきちゃんのご両親は、どんな人なんだろう…。)
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みゆきside
私は、おそ松達の部屋の前にやって来た。
(よし!)
私は襖をノックした。
おそ松「みゆきちゃん?入っていいよ!」
おそ松は襖越しに返事をした。
みゆき「はーい!」
襖を開けたら、おそ松達は布団の上に座って私を見ていた。
一松「…クズどもの世界にようこそ…。ヘヘッ」
(うっ…。)
私は思わず引いてしまった。
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時