269話 パティスリー赤塚の話 ページ19
みゆきside
みゆき「ショートケーキとか他のケーキも好きだよ。昨日、そのケーキ屋さんが配達してくれた大きいケーキをみんなで食べたよ」
トト子「えっ、すごいじゃない!」
チョロ松「母さんがみゆきさんの誕生日をお祝いしたくて、父さんと温泉に行く前に頼んだって後から聞いたよ」
カラ松「ちなみにみゆきちゃんの誕生日は5月20日で19歳になったそうだ」
トト子「そうだったのね。みんなにお祝いしてもらえてよかったわね。みゆきちゃん、誕生日おめでとう!」
みゆき「ありがとう!トト子ちゃんの誕生日はいつなの?」
トト子「10月15日よ」
みゆき「もう誕生日迎えてたんだね。おめでとう!」
トト子「ありがとう」
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トド松side
あれから、十四松兄さん以外の僕達は焼きそばを食べ終わった。
みゆき&十四松以外&トト子「ご馳走様でした!」
僕と兄さん達は後片付けを始めている。
おそ松「お二人さんは座ってていいよ」
みゆき「う、うん…」
そこへ父さんが居間に入って来て、テーブルの近くに座った。
お父さん「みんな、食べ終わったかい?」
みゆき「うん」
僕と兄さん達は食器などを持って台所に向かった。
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みゆきside
みゆき「昨日みんなでケーキ屋さんの看板を見てたら、店員さんが出て来て“本日の分のアップルパイは売り切れました”って言ってたの」
トト子「まあ、そうだったの…。私も期間限定のアップルパイ食べたかったんだけど、売り切れてたわよ」
みゆき「そっか…。人気なんだね…。でも、トト子ちゃんが食べたフルーツカップケーキもおいしかったんでしょ?」
トト子「ええ、おいしかったわよ」
みゆき「あっ、そうだ!ちょっと待ってて」
トト子「?」
台所に向かおうとしたら、トド松が布巾を持って居間に入って来た。
トド松「みゆきちゃん、どうしたの?」
みゆき「あ、あの…」
トド松は布巾をテーブルに置き、私の隣に座った。
トド松「うん」
みゆき「ここにいるみんなで…。パティスリー赤塚のケーキを食べに行きたいです!」
私は勇気を振り絞ってトド松に言った。
トド松「え…」
(どうかな…。ダメなのかな…?)
十四松「いいよ!」
(えっ…?)
振り向いたら他のみんなが居間にいた。
十四松「ねっ?トド松!」
トド松「うん!」
トト子「私も大丈夫よ」
みゆき「ほ、本当に…?」
カラ松「フッ、“善は急げ”だ。トド松、昨日配達に来たケーキ屋に連絡してもらえるか?」
トド松「うん」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時