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6話 大和の家 ページ6

みゆきside

大和「みゆき。もう駅に着くよ」
みゆき「ん…」

大和の声で目を覚ました。

みゆき「あ…」

電車の中から大学が見えて来た。

みゆき「ありがとう、大和」
大和「どういたしまして」

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大和side

俺達は電車を降り、階段を下りてから交通系電子マネーで改札口を抜けた。
駅を出て、アパートに向かっている。

大和「みゆき。家に着いたら映画のパンフレット代払うよ」
みゆき「うん。私もチケット代払うね」
大和「は〜い。あっ、あの三角屋根のアパートの2階に住んでるんだ」

俺はアパートを指差した。

みゆき「このアパートなんだね」
大和「じゃあ、行こうか」
みゆき「うん!」

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みゆきside

私と大和は2階の階段を上がり、大和の家のドアの前に来た。

大和「今開けるよ」

大和はズボンのポケットから家の鍵を取り出して鍵を開け、ドアを開けてくれた。

大和「どうぞ」
みゆき「お邪魔します」

私は大和の家に入り、靴を脱いで揃えた。

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大和side

俺も靴を脱いで揃えた。

大和「目の前に洗面所があるから、先に手を洗って待ってて」
みゆき「うん」

みゆきは洗面所に向かい、俺は家に上がった。

---------------

みゆきside

(玄関の目の前に洗面所…。)

そう思いながら洗面所の近くに荷物を置き、石鹸で手を洗っている。

大和「ある物でいい?」
みゆき「ない物は無理でしょ…」
大和「そ、そうだね…」

手を洗い終え、タオルで手を拭いた。

みゆき「洗面所、いいよ」
大和「お〜。ありがとう!自分の荷物、適当に置いといて」
みゆき「うん!」

バッグを持って洗面所を離れ、部屋の隅に置いた。
バッグから財布を出し、大和の分のパンフレットと一緒にテーブルと椅子が置いてある所に持って行って座った。

---------------

大和side

手を洗ってから、みゆきのバッグの近くに自分のバッグを置いた。
冷蔵庫の所に行って開けてみたら、袋に入っている食パンが1枚しかなかった。

(二人で食べられそうな物がない…。)

冷蔵の方を閉めて冷凍の方を開けてみたら、冷凍チャーハンが入っていた。

(おっ!この前、買っといてよかった〜…。)

大和「みゆき」
みゆき「ん?」
大和「二人で食べられるのが冷凍チャーハンしかないんだけど…。いいかな?」
みゆき「えっ、チャーハン!?いいよ!」
大和「ごめんな、みゆき…。すぐ作るから待ってて!」
みゆき「うん!」

7話 チャーハン→←5話 アニメの話



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yf0520tkym373ng(プロフ) - ティアリストさん» 今更の返信で申し訳ありません…。(泣)暗い内容の長編書きつつ、こっちも時々書いて…なので数日に1回しか書いていない状態です。それでもよければ、よろしくお願いいたします。 (2017年2月13日 22時) (レス) id: 2a91cf391d (このIDを非表示/違反報告)
ティアリスト(プロフ) - 小説を書いていると聞いてお邪魔しました。ストレスチャートの作者です。とても素敵なタイトルの小説で・・・家に帰ったらゆっくり読んでみます。頑張ってください (2017年2月2日 11時) (レス) id: 38e65c6bf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっちー | 作成日時:2016年12月21日 15時

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