59話 小さい頃の思い出 ページ9
みゆきside
トド松「みゆきちゃん？」
みゆき「あっ、うん。そういえば、小さい頃にパパとママと私の3人で遊園地に行ったの。その帰りにレストランに行って、お子様ランチを食べたよ」
トド松「へぇ…。よかったね」
みゆき「うん。確かその時の写真がミニアルバムの中に入ってるはずだから、今取って来るね」
トド松「待って！」
みゆき「え…？」
トド松「明日、カラ松兄さんが帰って来た時にみんなに見せてほしいな」
トド松は笑顔で言った。
みゆき「え？うん…」
トド松「さっきはきついこと言って、ごめんね…」
みゆき「ううん…」
トド松「お父さんとお母さん、みゆきちゃんのことが大好きだってことはわかってあげてほしいんだ…」
みゆき「うん…」
トド松「とりあえず戻ろうか、もうご飯の時間かもしれないから…」
---------------
チョロ松side
僕とおそ松兄さんはお風呂から上がって、食卓に戻って来たらご飯の準備がしてあった。
一松と十四松はもう席についていたので、僕とおそ松兄さんも席についた。
一松「…みゆきちゃん、今日は誰の所に座るのかな…」
十四松「みゆきちゃんの隣に来てほしいんだったら、言ってみたらいいんじゃない？」
一松「……」
そこへ、トッティとみゆきさんが戻って来た。
トド松「ごめんね〜。遅くなって…」
一松「…あ、あの…。みゆきちゃん…」
一松は立ち上がって、みゆきさんの所に行った。
みゆき「ん？」
一松「…っ！僕の隣で食べませんか！？」
一松はいつもの暗い声ではなく、少し高い声でみゆきさんに声をかけた。
周りは当然静かになった。
みゆき「え？」
一松「…あ、あ…。くっ…」
一松はみゆきさんに断られると思ったのか、下を向いてしまった。
みゆき「いいよ！トド松の隣に座る形でもいい？」
一松「…う、うん」
みゆき「トド松、いい？」
トド松「うん、いいよ」
みゆきさんはトッティと一松の隣に座って食べることになった。
十四松「よかったね、一松兄さん！」
一松「…うん」
おそ松達「いただきまーす！！」
---------------
みゆきside
おそ松「だけど、一松が急に大きい声出すから何かと思ったよ」
一松「…みゆきちゃん、大丈夫？さっき泣いてたから…」
みゆき「え？う、うん…」
(泣いてるの、見られてた…？)
おそ松「おい、誰だよ〜…。みゆきちゃんを泣かしたの〜？」
みゆき「あ、あの…！」
60話 「つらい顔させちゃったね」→←58話 パパとママとみゆき
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
