96話 リムジンでお出かけ！ ページ46
カラ松side
昨日、みゆきちゃんにあげたブーケの花が玄関に飾ってあった。
みゆき「ありがとう！行って来ます！」
六つ子「行って来ます！」
俺は玄関の戸を開け、みゆきちゃん達と外に出た。
家の前にリムジンが止まっていて、俺達全員は驚いた。
みゆき「えっ、これって…」
トド松「リムジンだね…」
おそ松「すっげぇ！！」
十四松「長い車だね〜！！」
チョロ松「見たらわかるよ」
ハタ坊の執事・ボヌールが車のドアを開けて待っていた。
ボヌール「皆様、おはようございます」
六つ子＆みゆき「おはようございます…」
ハタ坊「この子は中村みゆきちゃんダジョー！」
ボヌール「中村様ですね。よろしくお願いいたします。執事のボヌールです」
みゆき「こちらこそ…。よろしくお願いします」
ボヌール「ミスターフラッグ、お乗りください」
みゆき「ミスターフラッグ？」
トド松「ハタ坊のことだよ」
ハタ坊は車に乗り込んだ。
ハタ坊「みゆきちゃん、どうぞダジョー！」
みゆき「う、うん…」
カラ松「みゆきちゃん、俺から先に乗っていいか？」
みゆき「うん…」
トド松「はーい。みゆきちゃん、乗ろう乗ろう！」
俺が乗ってからみゆきちゃん、トド松、一松、チョロ松、おそ松、十四松の順番で車に乗って執事にドアを閉めてもらった。
ハタ坊「みゆきちゃんの隣に座りたかったジョー…」
ハタ坊は少し寂しそうだった。
カラ松「すまないな、ハタ坊。実は事情があるんだ…」
ハタ坊「？」
執事は車に乗り、エンジンをかけた。
ボヌール「それでは出発しますよ」
十四松「はいはーい！お願いしまーす！！」
俺達を乗せた車は出発した。
みゆき「リムジンなんて、ドラマやアニメでしか観たことないよ。しかも乗るのは初めて…」
チョロ松「僕達も乗るのは初めてだよ。みゆきさん」
十四松「リムジンって、すごいね！テンション上がるね！！」
おそ松「十四松、暴れるなよ」
一松「…壊したら弁償だね」
十四松「おとなしくしてます…」
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みゆきside
私はミニアルバムを見ようと思ったが、周りを見ているとカラ松はハタ坊とずっと話をしている。
トド松はスマートフォンを操作していて、他のみんなはおとなしく座っている。
みゆき「ねぇ、トド松。そろそろどこに行くのか教えてもらってもいいかな？」
トド松「カラ松兄さん。もう、みゆきちゃんにどこに行くか教えてもいいんじゃないかな？」
カラ松「そうだな。実は…」
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
