95話 「これからみんなで出かけるジョー！！」 ページ45
カラ松side
一松「…もうそろそろ下に行かない？ハタ坊来るよ」
おそ松「そうだな。じゃあ、行くか！」
俺達は部屋を出て、階段を下りた。
カラ松「なぁ、おそ松。みゆきちゃんにはハタ坊が迎えに来ることくらいは言ってもいいんじゃないか？」
おそ松「ん〜…。そうだな。男がもう一人増えるし。みゆきちゃんはハタ坊と会うの初めてなの？」
カラ松「いや、俺が入院した時が初めてなんだ。みゆきちゃんと母さんが早く帰って来た日にハタ坊とチビ太とイヤミが見舞いに来たんだ」
トド松「それだとみゆきちゃん、疲れるよ…」
カラ松「あっ」
みゆきちゃんがやって来た。
みゆき「みんな、おはよう！」
六つ子「おはよ〜！！」
一松「…俺はさっき会ったけどね」
おそ松「へぇ〜。みゆきちゃんの部屋に行ったんだ〜…」
一松「…チッ」
トド松「みゆきちゃんのワンピース、かわいいね」
トド松以外「かわいいなぁ〜！！」
みゆき「ありがとう！一松が部屋に来た時、スーツだったから普段着じゃまずいと思ってワンピースにしたの」
トド松「もしかして、トト子ちゃんが買ってくれたワンピース？」
みゆき「うん、そうだよ。あっ、準備して来るね」
みゆきちゃんがその場を離れたと同時に誰かが玄関の戸を叩いた。
チョロ松「あ〜。はいはい」
チョロ松が玄関の戸を開けたらハタ坊がいた。
ハタ坊「みんな〜！迎えに来たジョー！！」
六つ子「おはよ〜！！」
ハタ坊「おはようダジョー！みゆきちゃんはどこダジョー？」
トド松「今準備して来るって」
カラ松「フッ。女性の一人や二人、気長に待とうじゃないか」
十四松「あっ！みゆきちゃんが来たよ〜！」
みゆきちゃんは小さい手提げバッグを持って玄関に来た。
ハタ坊「みゆきちゃん！おはようダジョー！」
みゆき「おはよう！ハタ坊…って呼んでいいのかな？」
ハタ坊「いいジョー！今日はよろしくダジョー！！」
みゆき「よ、よろしく…」
みゆきちゃんは少し緊張していた。
十四松「みゆきちゃん、そのバッグの中に何入れてるの？」
みゆき「ミニアルバムだよ！どこに行くのかわからないけど、到着するまでの間に見ようと思って…」
ハタ坊「じゃあ、行くジョー！！」
そこへ父さんと母さんがやって来た。
お母さん「あら、ハタ坊くん」
ハタ坊「おはようダジョー！これからみんなで出かけるジョー！！」
お母さん「じゃあ、みんな。みゆきちゃんのこと、よろしくね。みゆきちゃんの枕元にあったお花、ここに飾ったわよ」
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
