91話 「ウェディングドレスを着せてあげたいんだ」 ページ41
カラ松side(回想の続き)
電話口：ハタ坊「久しぶりの大雨ダジョー！そういえば、この前のお見舞いの時にいた女の子は元気にしてるジョー？」
カラ松「ああ。もう部屋の中に入った」
電話口：ハタ坊「わかったジョー！」
おそ松達も入って来て、最後に入ったトッティが襖を閉めてくれた。
カラ松「その、中村みゆきちゃんに…。ウェディングドレスを着せてあげたいんだ」
カラ松以外「ええーっ！？」
電話口：ハタ坊「みゆきちゃん、結婚するジョー？」
カラ松「いや。結婚はしないが元の世界にいる男友達から、手紙でプロポーズされたんだ」
電話口：ハタ坊「みゆきちゃん、すごいジョー！」
カラ松「この手紙の前から色々あったみたいで、なんとか元気づけてやりたいんだ…。これが俺の退院祝いということにしてほしいんだ」
トド松「カラ松兄さん…」
カラ松「急な話だから、無理か…？」
電話口：ハタ坊「すぐに手配するジョー！！」
カラ松「え？」
電話が切れた。
カラ松「切れた…」
電話が切れたので、トド松に電話を返した。
カラ松「ありがとう」
トド松「どういたしまして」
俺達は食卓に戻った。
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カラ松side
俺は襖を開けて、部屋に入った。
おそ松「お〜、待ってたよ。カラ松」
カラ松「ああ、少し考え事をしていたんだ」
俺はボストンバッグを襖の近くに置き、トド松の携帯電話と充電器を取り出した。
カラ松「トド松。携帯電話と充電器、ありがとう」
俺はトッティに携帯電話と充電器を返した。
トド松「どういたしまして」
トド松は携帯電話と充電器を受け取った。
トド松「ハタ坊。明日のフォトウェディング、事前の打ち合わせなしで当日オーケーしてくれてよかったね」
十四松「フォトウェディングって、な〜に？」
トド松「結婚式の前撮り、写真だけの結婚式ってことだよ」
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トド松side(回想)
僕達は部屋でみゆきちゃんのことについて、話をしていた。
あれから2時間経ってハタ坊から電話がかかって来たので、電話に出た。
トド松「もしもし」
電話口：ハタ坊「トド松！明日のフォトウェディングの手配ができたジョー！！」
トド松「ほ、本当に！？」
電話口：ハタ坊「場所は『フォトスタジオ・アフェクション』ダジョー！」
トド松「フォトスタジオ・アフェクションね…。でも、そういうのって事前に打ち合わせしないといけないんじゃないの？」
チョロ松「そう言われれば…。そうだよね…」
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
