76話 楽しいパーティー ページ26
(※74話からパーティー開始でsideセリフや誰も話していない場合は、みなさんが適当に飲み食いしていると思ってください。)
カラ松side
みゆき「あっ…。私から一人っ子だって言わなかったのが悪いから、気にしないで！」
カラ松「あ、ああ…」
一松「…お稲荷さん、おいしい」
十四松「このお稲荷さんの酢飯、みゆきちゃんが入れたんだよ」
カラ松「酢飯を入れるの、難しくなかったか？」
みゆき「うん、ちょっと難しかったよ…」
みゆきちゃんはポテトサラダを食べている。
みゆき「みんなで作ったから、おいしいね！あれ？このにんじん、イチョウ切りじゃなくて半月切りだよ〜！一松〜…」
一松「…あ、ごめん」
チョロ松「そんなこと言ったら、イチョウ切りにすらなってない輪切りのもあったよ」
一松「…ありゃ」
十四松「あはは〜！一松兄さんおもしろ〜い！！」
一松「…ケッ」
そこへ母さんが卵焼きを持って来た。
お母さん「みんな楽しそうね。今、卵焼きができたところよ。普通のと紅ショウガを入れてみたの」
みゆき「紅ショウガ？おいしいかも！」
母さんは切れ目が入った卵焼き2種類をテーブルの上に置いた。
父さんも俺達の所に来た。
お母さん「みゆきちゃんが作った卵焼き、おいしかったわよ。お父さんも“おいしい”って言ってたわよ」
みゆき「えっ、本当？」
お父さん「う、うん…」
父さんは照れながら答えた。
十四松「父さん！母さん！みゆきちゃんのパパの仕事はカメラマンで、みゆきちゃんのママは…。なんだっけ？」
みゆき「管理栄養士だよ」
お母さん「まあ、そうなの」
十四松「パパとママに毎日ご飯作ってたんだって！」
お母さん「偉いわね、みゆきちゃん。そういえば、元の世界ではみゆきちゃんは東京の出身なの？」
みゆき「ううん、北海道出身で大学入学を機に上京して来たの」
お母さん「そうなのね」
トド松「僕は前に聞いたことあるよ」
お父さん「すごい職業のご両親の娘さんを預かってしまったなぁ…」
お母さん「あんた達も見習いなさいよ」
六つ子「は〜い…」
一気にテンションが下がってしまった…。
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みゆきside
みゆき「み、みんな！お母さんの卵焼き食べようよ！」
六つ子「うん…」
みんなが落ち込む中、私はお母さんが作った卵焼き2種類を1個ずつ取った。
みゆき「お母さん、いただきまーす」
お母さん「どうぞ」
紅ショウガが入っている卵焼きを食べてみた。
みゆき「おいしい！」
お母さん「そう？よかったわ」
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
