71話 卵焼き待ち ページ21
みゆきside
そこへ、お母さんがやって来た。
お母さん「カラ松、お帰り」
カラ松「母さん…。ただいま!」
お母さん「ちょっと、手が離せなくてね…」
おそ松「じゃあ、手を洗いに行くか!」
おそ松達は手を洗いに行き、カラ松はトト子ちゃんからもらったブーケを部屋の隅に置いた。
みゆき「あ!飲み物、用意しなきゃ!」
チョロ松「飲み物は僕達が用意するから、みゆきさんは卵焼きを焼いて来ていいよ」
みゆき「う、うん…」
私は卵焼きを作るため、台所に入った。
みゆき「あれ?」
お母さん「卵を割って少し塩を混ぜておいたの。これが普通の方で、こっちがネギ入りよ」
みゆき「お母さん、ありがとう!一松との話聞こえてた?」
お母さん「ええ、聞こえてたわよ。みゆきちゃんが卵焼きを作り終わったら、お母さんも作っていいかしら?」
みゆき「うん、もちろん!」
私は普通の卵焼きを焼き始めることにした。
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チョロ松side
僕はビール瓶と麦茶とコップをお盆に載せて持って行ってから、テーブルの上に置いていった。
チョロ松「みゆきさんは、おそ松兄さんとカラ松兄さんの間に座ってもらおうか」
トド松「そうだね。そうしようか」
一松「…みゆきちゃん、兄二人に囲まれるんだね」
そこへ、おそ松兄さんとカラ松兄さんと十四松が戻って来た。
僕はお皿を取りに台所に行った。
トド松「さっきチョロ松兄さんと話してたんだけど、みゆきちゃんはおそ松兄さんとカラ松兄さんの間に座ってもらっていいかな?」
おそ松「おー。いいねぇ!よかったな、カラ松!」
カラ松「あ、ああ…」
十四松「おいしそうな物がいっぱいだね!早く食べたいなぁ〜!!」
僕は人数分のお皿を持って食卓に戻った。
チョロ松「みゆきさんが作る卵焼き、まだ時間かかるみたいだから自分達で取り分けて待たない?」
僕はお皿をテーブルの上に置いた。
おそ松「じゃあ、そうしようぜ!カラ松、ポテトサラダに唐揚げもあるぞ!」
カラ松「お、おう…」
十四松「海苔が巻いてあるおにぎりは何か入ってるの?」
チョロ松「いや、入ってないよ。丸いおにぎりは僕とみゆきさんで作ったんだ。三角おにぎりは一松とトッティが型を抜いて作った物だよ」
おそ松「丸いおにぎりは、みゆきちゃんも作ったんだって〜…」
カラ松「わ、わかったよ…」
トド松「ポテトサラダ〜。うふふ〜」
トッティはポテトサラダをお皿によそっている。
一松「…もう、よそってる…」
おそ松「俺達も取ろうぜ!」
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作者名:よっちー | 作成日時:2016年9月14日 19時