70話 「退院おめでとう！！」 ページ20
みゆきside
チョロ松「みゆきさん。今から卵焼きを焼くの？」
みゆき「うん。今回はお母さん達も食べるから、ちょっと緊張するんだ…」
トド松「みゆきちゃんなら大丈夫だよ」
チョロ松とトド松は唐揚げを食卓に持って行った。
みゆき「一松。みんなが帰って来たら話すね」
一松「…うん、わかった」
---------------
おそ松side
俺達が乗っているタクシーが家に着いた。
十四松「着いたよ。カラ松兄さん！」
カラ松「ああ…」
十四松はタクシーを降りて、トランクを開けた。
おそ松「ほら、カラ松。家に着いたぜ！」
俺はカラ松の手を引いてタクシーを降りた。
父さんはタクシー代を支払っていて、十四松はカラ松の荷物を持っている。
カラ松「……」
おそ松「みゆきちゃんが待ってるよ」
カラ松「あ、ああ…」
俺は玄関の戸を開けた。
おそ松「ただいま〜！」
---------------
みゆきside
おそ松の声が聞こえたということはみんなが帰って来たということだ。
お母さん「みんな、行ってあげて」
みゆき「う、うん…」
チョロ松「行こう、みゆきさん」
トド松「じゃあ、食卓でみんなが入って来るのを待ってようよ」
みゆき「うん、そうだね！」
私、チョロ松、一松、トド松はおそ松達が食卓に入るのを待っていた。
そこにおそ松達が食卓に入って来た。
みゆき「カラ松！」
チョロ松＆一松＆トド松「カラ松兄さん！」
カラ松以外「退院おめでとう！！」
カラ松「み、みんな…」
カラ松は涙を流した。
おそ松「も〜、泣くなよ。カラ松〜！こんなにおめでたい日なのにさ〜…」
十四松「そうだよ、そうだよ！」
カラ松「だって俺…。みんなに迷惑かけたし…」
おそ松「大丈夫だよ」
おそ松はカラ松に笑顔で答えた。
みゆき「カラ松、そのお花はどうしたの？」
カラ松はオレンジ色など暖色系の花が入った小さなブーケを床に置いて、涙を拭った。
カラ松「ああ。トト子ちゃんに退院祝いでもらったんだ」
みゆき「すごくかわいいね！」
カラ松「もしかして、みゆきちゃんの好きな色って…」
みゆき「オレンジ色だよ！」
トド松「そういえば、みゆきちゃんのカバンもオレンジ色だったよね」
カラ松「トト子ちゃんがみゆきちゃんに“よろしく”と言っていたよ」
みゆき「本当！？また会えるかな…」
トド松「後で電話貸してあげるよ」
みゆき「ありがとう！」
---------------
作者からも「カラ松、退院おめでとう！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっちー | 作成日時：2016年9月14日 19時
