65話 お迎え組、出発! ページ15
みゆきside
トド松は漬け物が入った大きいお皿を持って来て、ラップをした。
チョロ松「テーブル拭いて来るね」
チョロ松は布巾を持ってテーブルを拭きに行き、私はみんなが持って来てくれた食器を洗っている。
トド松「僕、着替えて来るね」
みゆき「うん」
トド松と入れ違いでチョロ松が戻って来た。
みゆき「チョロ松も着替えて来たら?みんな着替えに行っちゃったよ」
チョロ松「そうだね。そうするよ」
チョロ松は台所を出た。
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カラ松side
朝食を済ませて、病室のドアを閉めた。
父さん達はいつ来るかわからないのでベッドの周りのカーテンを閉め、着替えることにした。
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十四松side
僕とおそ松兄さんは着替えて、顔も洗って準備オーケーだ。
十四松「早くカラ松兄さんの所に行きたいな〜!」
おそ松「十四松、ちょっとは落ち着けよ」
十四松「カラ松兄さんが帰って来たら、僕達もみゆきちゃんも嬉しいでしょ?」
おそ松「うん、まあ…。確かに俺ら6人とみゆきちゃんで一緒にいたのって、初めて会った日とご飯の時とその次の日の隣町に行った時くらいだったからな…」
十四松「今度は僕達とみゆきちゃんでどこか遊びに行きたいよね」
おそ松「ああ、そうだな!」
おそ松兄さんは笑顔で答えてくれた。
そこへ、みゆきちゃんが洗い物を終えて戻って来た。
みゆき「二人で何話してるの?」
十四松「“カラ松兄さんが帰って来たら、僕達とみゆきちゃんでどこか遊びに行きたいよね”って話をしてたんだよ」
みゆき「そっかぁ…。そうだよね」
そこへチョロ松兄さんと一松兄さんとトッティが着替えて、顔も洗って戻って来た。
みゆき「カラ松もパーカー着てるかな…」
十四松「みんなパーカー着てるし、カラ松兄さんも着てると思うよ!」
トド松「退院日にイタイTシャツにズボンとジャケットで帰って来たら困るよね」
一松「…病衣にサングラスだし」
そこへ父さんがやって来た。
お父さん「もうタクシーが来たぞ」
おそ松「おっ、マジ!?」
十四松「タクシー久しぶりに乗るね!」
お父さん「じゃあ、行って来る」
おそ松&十四松「行って来まーす!」
みゆき&チョロ松&一松&トド松「行ってらっしゃい!」
僕達はこれから出発するところだ。
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みゆきside
おそ松達は出かけて、そこへお母さんがやって来て小声で話して来た。
お母さん「みゆきちゃん、顔洗って来ていいわよ」
みゆき「はーい」
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作者名:よっちー | 作成日時:2016年9月14日 19時