9話 「元気になってほしい」 ページ9
トド松side
今初めてみゆきちゃんに言ったから驚くのは当然だ。
みゆき「あの…。大学に入ってから一度も髪を切っていないから、ちょうど行きたいと思ってたところなの。…あっ。卵焼き食べよっと」
みゆきちゃんはそう言って、卵焼きを口にした。
みゆき「おいしい！」
照れているみゆきちゃんもかわいいと思う。
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トド松side(回想)
トド松「みんな、お金貸して！！」
おそ松「え〜…。明日パチンコに行こうと思ってたのに〜…」
チョロ松「…っていうか、なんで金貸さないといけないの？」
おそ松兄さんとチョロ松兄さんの言う通り、いきなりこんなことを言っても納得できるわけがない。
トド松「僕…。みゆきちゃんに元気になってほしいんだよ！」
僕の一言で、他のみんなは黙ってしまった。
おそ松「つまり…」
チョロ松「ん？」
おそ松「『みゆきちゃんを元気にしよう大作戦』ってことかな？」
トド松「うん。お願いします！！」
僕は頭を下げた。
チョロ松「それなら…。もちろん協力するよ。トッティ」
十四松「僕も〜」
一松「…そういうことなら協力するよ」
カラ松「フッ。もちろん協力しようじゃないか！手始めに美容院の予約にあたろう」
トド松「じゃあ、父さん達の部屋に行こうか」
カラ松「ああ」
僕とカラ松兄さんは父さん達の部屋に行くことにした。
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トド松side
あれから1時間ほど経ったので、みゆきちゃんとカラ松兄さんに声をかけて出かけることにした。
トド松「みゆきちゃん、カラ松兄さん。そろそろ出かけるよ」
みゆき「はーい」
カラ松「俺はいつでもOKだぜ」
トド松「OKとか言って、またイタイ恰好をして…」
カラ松「えっ」
みゆき「イタイ恰好をしてるのは私だよ。こんな時期に半袖着てるんだもん」
トド松「みゆきちゃんはこのままの恰好で来たからしょうがないよ。さて、行こうか」
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カラ松side
俺達は家を出て20分ほど歩き、赤塚駅に到着した。
隣町は一駅先の所にある。
トド松「切符買って来るね」
トド松は券売機に向かい、切符を買いに行った。
みゆきちゃんは怯えた様子で下を向いていた。
カラ松「どうした、みゆきちゃん。大丈夫か？」
みゆきちゃんは俺の声に気付いて顔を上げた。
みゆき「…う、うん。大丈夫だよ」
カラ松「そうか？」
トド松は切符を買って戻って来た。
トド松「切符買ったよ〜…」
トド松は3人分の切符を買って、みゆきちゃんと俺に渡してくれた。
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
