8話 『おそ松さん』の世界・2日目 ページ8
みゆきside
みゆき「ん…」
私は目を覚ました。
(もう朝…。)
布団からゆっくり起き上がり、毛先を見た。
私の今の髪型はセミロングで、大学に入ってから一度も髪を切っていない。
(髪…。伸びたなぁ。)
そう思いながら、昨日着ていた服に着替えた。
(元の世界に戻るまで、我慢しよう…。)
襖に向かい、開けるとチョロ松がいた。
チョロ松「みゆきさん、おはよう。よく眠れた？」
みゆき「おはよう。よく眠れたよ」
チョロ松「もうすぐご飯だから、居間に行こう」
みゆき「うん」
私は襖を閉め、チョロ松と居間に向かっている。
チョロ松「昨日はおそ松兄さんとケンカするところを見せちゃってごめんね。見苦しかったよね」
みゆき「ううん、大丈夫だよ」
チョロ松「そう？」
みゆき「私…。一人っ子だから兄弟でケンカするっていうのがよくわからないんだ」
チョロ松「えっ、一人っ子なの？」
みゆき「うん」
話をしている間に私とチョロ松は居間に入り、食卓に行った。
ご飯と油揚げと大根の味噌汁、真ん中には大きいお皿に漬物が入っている。
それと小皿がみんなの席に置いてあった。
おそ松＆十四松＆トド松「おはよ〜」
一松「…おはよう」
カラ松「おはよう！みゆきちゃん」
みゆき「おはよう」
私は昨日約束した通り、おそ松とトド松の隣に座った。
おそ松「昨日の約束覚えてたんだね」
みゆき「うん」
チョロ松「じゃあ、今度は僕と一松の隣に座らない？」
みゆき「うん！」
そこへお母さんが切れ目を入れた卵焼き2本を長いお皿の上にのせて持って来た。
お母さん「おはよう、みゆきちゃん」
みゆき「おはよう、お母さん」
六つ子「お母さん！？」
お母さん「この卵焼き、いつも甘めに作っているんだけどいいかしら？」
みゆき「うん」
お母さん「よかったわ。どんどん食べてね」
そう言ってお母さんは卵焼きのお皿をおそ松の近くに置き、台所に行った。
おそ松「それじゃあ、みんなそろって…」
みゆき＆六つ子「いただきまーす！！」
私とおそ松はみんなと自分達の分の卵焼きを取り分け、最後にトド松に渡した。
みゆき「はい」
トド松「ありがとう」
トド松は卵焼きを受け取り、テーブルに置いた。
みゆき「今日って、何時に出かけるの？」
トド松「えっとね…」
トド松はスマートフォンを操作した。
トド松「今日はね、10時に隣町に新装オープンした美容院の予約を入れたからご飯食べたら早めに出るよ」
みゆき「え…。ええっ！？」
9話 「元気になってほしい」→←7話 「優しくしてくれた」から
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
