42話 「受け入れてあげるから…」 ページ42
みゆきside
カラ松「今日は母さん、来ていないのか？」
おそ松「ああ。“町内会の集まりで行けない”って言ってたよ」
カラ松「そうか」
おそ松「明日は父さんの仕事が休みだから、俺と父さんで迎えに行くよ」
十四松「僕も行っていい？カラ松兄さんの荷物持つよ〜！」
おそ松「いいけど、父さんに言わないと…」
十四松「やったぁ！」
カラ松「えっ…。みゆきちゃんは来ないのか…」
カラ松は落ち込んでしまった。
みゆき「ごめんね。お母さんの手伝いをするから…」
一松「…残念だったねぇ。カラ松〜…」
---------------
no side
担当医がカラ松の病室の前に来て、ドアをノックした。
みゆき「はーい」
担当医は病室のドアを開けた。
担当医「カラ松さん。あっ、ご家族の方と中村さんも一緒でしたか」
十四松「おはよーございまーす！」
十四松と担当医以外「おはようございます！」
担当医「おはようございます」
担当医は病室に入り、カラ松の所にやって来た。
カラ松「先生。俺が倒れてここに運ばれる時のこと、兄貴と弟達から聞いてますよね？」
担当医「は、はい…」
カラ松「俺、倒れてから目を覚ますまでの記憶がないんです…。目を覚ましたら涙が出ていて…。何がなんだかわからなくなって兄貴と弟達に“顔も見たくない”って…！！」
涙が出て来た。
みゆき「カラ松」
みゆきちゃんは俺をそっと抱きしめてくれた。
カラ松「みゆきちゃん…」
みゆき「私も…。ちゃんと受け入れてあげるから…」
みゆきちゃんも涙を流していた。
おそ松「十四松、トド松」
十四松＆トド松「？」
おそ松「売店で何か飲み物買って来てくれない？そんなに慌てて戻って来ることないからさ！」
おそ松は笑顔で言ったが、どこか無理しているようだった。
トド松「おそ松兄さん？」
十四松「うん、わかった！行こうよ、トド松！」
十四松はトド松の手を引いた。
トド松「ちょっと！十四松兄さん！」
十四松「失礼しまーす！！」
十四松とトド松は病室を出た。
担当医「お兄様のおそ松さんから聞いているのはカラ松さんが倒れたのを末っ子のトド松さんが目撃し、泣いていたそうです」
カラ松「えっ…。トド松が…？」
担当医「はい。カラ松さんが目の前で倒れたのがトド松さんにはショックだったのでしょう」
おそ松「その後…。俺とチョロ松と一松の3人で救急車でお前について行ったんだ」
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
