39話 『おそ松さん』の世界・4日目 ページ39
みゆきside
みゆき「大和…」
私は目を覚まし、起き上がった。
ちなみに大和とは、高校時代の男友達・神楽大和〈かぐら やまと〉のことである。
(大和…。今頃何してるのかな…。)
着替えを済ませて、台所に向かったらお母さんが朝ご飯の準備をしていた。
お父さんはお母さんの手伝いをしていた。
みゆき「おはよう…」
お父さん「おはよう」
お母さん「おはよう。昨日ね、あれから必要な食材を色々書いてみたの」
お母さんはテーブルに置いてあったメモを取って、渡してくれた。
みゆき「ありがとう」
私はお母さんからメモを受け取って、書いてある物を見た。
私がリクエストしたりんごをはじめ、色々載っていた。
みゆき「なんか、すごいね」
お母さん「なんだか、お酒のおつまみみたいでしょ」
みゆき「う、うん…」
(さすが六つ子達だわ…。)
お母さん「他にもおにぎりとお稲荷さんも作ろうと思うんだけど、いいかしら?」
みゆき「うん!だって、ご飯がないと寂しいもん!」
私は笑顔で答えた。
そこへ、おそ松達が起きて来た。
おそ松達「おはよ〜…」
みゆき&お母さん&お父さん「おはよう!」
私とお母さんとお父さんは笑顔で挨拶をした。
おそ松達「え、え〜っ!?」
チョロ松「み、みゆきさん…。今初めて僕達に笑顔を見せなかった!?」
みゆき「えっ、そう?」
お母さん「お母さんにはよく笑っていてくれるわよね」
一松「…うらやましい」
お母さん「明日、カラ松の退院パーティーをするから帰りに買い出し行って来てくれないかしら?もちろん、お金も用意するわよ」
おそ松「うおっ、マジで!?ビールある!?」
一松「…退院しなくていいのに」
みゆき「一松!!」
一松「…冗談だよ」
---------------
カラ松side
今日はみゆきちゃんとおそ松達が見舞いに来るらしい。
そして、明日は退院だ。
看護師「カラ松さん、おはようございます」
ドア越しから看護師の声が聞こえた。
カラ松「お、おはようございます!」
俺は驚いて、サングラスをかけた。
看護師は病室に入って来た。
看護師「朝ご飯、お持ちしました」
カラ松「フッ。どうもありがとう。カラ松ガールズ」
俺はそう答えながらサングラスを外した。
看護師「い、いいえ…」
看護師はテーブルに朝食を置いた。
看護師「明日は退院ですね」
カラ松「は、はい…」
看護師「では、今日もご飯をきちんと食べてくださいね。失礼します」
カラ松「ど、どうも…」
看護師は病室を出た。
8人がお気に入り
「トリップ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時