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27話 「家族と一緒に過ごしたい」 ページ27

カラ松side

カラ松「この小さいのが俺達の友達のチビ太。おでんの屋台を営業しているんだ」
チビ太「かわいい子だな、バーロー!」
みゆき「よ、よろしく…」
カラ松「…で、もう一人小さいのが同じく俺達の友達のハタ坊。大企業の社長だ」
ハタ坊「カラ松、モテモテでうらやましいジョー」
みゆき「よろしくね」
ハタ坊「明後日退院するなら、うちの会社で退院パーティーをやるジョー!」
カラ松「えっ」

前にハタ坊の誕生会に行った時に俺達六つ子は散々な目に遭った…。
だから正直言って、気が乗らない…。

イヤミ「いいザンスね!かわいい女の子をいっぱい呼んでチョーよ!!」
ハタ坊「もちろんダジョー!」
みゆき「あっ、あの…!」
カラ松「?」
みゆき「カラ松はどうしたいのかな?」

そう言って、みゆきちゃんは俺の方を見た。
そんなことはもう決まっている。

カラ松「ハタ坊の気持ちは嬉しいが、俺は家族と一緒に過ごしたい」
みゆき「カラ松…」

これが俺の答えだ。
もちろん、みゆきちゃんも一緒だ。

ハタ坊「わかったジョー…」
カラ松「すまないな。ハタ坊」

ハタ坊は帰って行った。

イヤミ「ミーも帰るザンス…」

イヤミはがっかりして帰って行った。

チビ太「おっ、おい!イヤミ!!」

チビ太はイヤミの方を見た後でカラ松の方を見た。

チビ太「カラ松!退院したら、おでん食いに来いよバーロー!」
カラ松「あ、ああ…」

チビ太はイヤミの後を追って行った。

---------------

みゆきside

みゆき「なんだったの…。あれ…」

イヤミとチビ太とハタ坊の3人が帰ってから、一気に力が抜けた。

お母さん「みゆきちゃん、大丈夫?」
みゆき「う、うん…。ごめんね…」

私は気持ちを落ち着かせてから椅子に座った。
突然の来客で驚いたと同時に、カラ松ともいっぱい話をした。

---------------

no side

看護師がカラ松の病室の前に来て、ドアをノックした。

お母さん「どうぞ」

看護師はドアを開けた。

看護師「カラ松さん、調子はいかがですか?お昼ご飯、お持ちしますね」
お母さん「お願いします」

カラ松はサングラスをかけた。

みゆき「…って、またサングラスかけてる…」
カラ松「フッ。病室でのサングラスもいかしてるだろ」

看護師は昼食を持って来て、テーブルに置いた。

カラ松「フッ。どうもありがとう、カラ松ガールズ」

カラ松はそう答えながらサングラスを外した。

看護師「い、いいえ…」
みゆき「もしかして、それをやりたかっただけ?」

28話 この気持ちは何?→←26話 イヤミとチビ太とハタ坊



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設定タグ:おそ松さん , トリップ , 二次元   
作品ジャンル:アニメ
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時

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