14話 あの事件 ページ14
no side
一松「…俺。クソ松が毎晩、うなされているのを見たことがある」
十四松「僕はカラ松兄さんが起き上がって、トイレに行ったんだと思ったら廊下で…」
そんな時、救急車のサイレンが聞こえた。
チョロ松「えっ、この近く！？」
おそ松「とにかく、店を出るか」
おそ松、チョロ松、一松、十四松の4人は店を出た。
通行人などで騒然している中、おそ松達は泣いているトド松の所に行った。
おそ松「どうした！？」
トド松「カラ松兄さんが…。倒れた…」
トド松以外「！？」
カラ松は救急隊員達によって、救急車に担ぎ込まれた。
別の救急隊員がおそ松達の所にやって来た。
救急隊員「すみません。松野カラ松さんのご家族の方ですか？」
おそ松「はい。兄弟です」
救急隊員「そうですか。あと3人ほど乗れますが、どなたが行きますか？」
おそ松「俺とチョロ松と…。一松、どうだ？」
一松「…行く。心配だし…」
救急隊員「では、こちらの方に…」
チョロ松と一松は救急隊員について行った。
おそ松「トド松。病院がわかったら連絡するから、いつでも出られるようにしておけよ」
トド松「う、うん…」
おそ松「じゃあ、行って来る」
おそ松は救急車に乗ってドアを閉めた。
救急車は病院へ向かった。
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十四松side
十四松「大丈夫だよ、トッティ。泣かないで」
僕はポケットティッシュをトッティに渡した。
トド松「うん…。ありがとう、十四松兄さん…」
トッティはポケットティッシュを受け取って、涙を拭いてやっと泣き止んでくれた。
しばらくして、トト子ちゃんとみゆきちゃんが洋服などが入った袋を何個か持って戻って来た。
みゆき「遅くなってごめんね」
トト子「救急車のサイレンが聞こえたけど、この辺りで何かあったの？」
トド松「…カラ松兄さんが倒れて、救急車で搬送されたんだ」
みゆき「え…？」
トド松「みゆきちゃんがこの世界に来る前にあの事件があってから…。カラ松兄さんは銭湯と食事どきを除いて僕達と一緒にいたり、寝るのを避けるようになったんだ。それで疲れが溜まったんだと思う」
みゆき「もしかして『カラ松事変』のこと？カラ松さんがおそ松さん達に物を投げつけられて大ケガを負ったっていう…」
トド松「うん、そうだよ。…って、なんでそんなこと知ってるの！？」
みゆき「私の住んでる世界ではおそ松さん達六つ子のことが『おそ松さん』っていうタイトルでテレビアニメをやっていて、話題になっているの」
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
