このまま2人-ZL- (注/ややpinkです) ページ24
眩しさに身体を捩り、目が覚めた
チラリと隣を見れば、真っ白の肌と長い睫毛、規則正しい寝息をする彼の姿
起こさないように優しく頭を撫で、ベッドから抜け出した
「ヌナ…」
「わっ…おはよ」
キッチンで朝食を作っていると、私のお腹にすっかり逞しくなった彼の両腕が回った
「ジュノア、早く服着ないと風邪引くよ」
「ん〜……」
上半身裸のまま私に引っ付き、まだ寝ぼけ気味の彼
私の頭は彼の良い顎置きになってるし…
「…Aヌナ、」
「ちょっ…！」
彼のパーカー1枚の私
彼は背が高いから、私が着るとワンピースになってしまう
卑しい手が私のパーカーの裾から入り込む
「…も、や…！」
一旦料理を中断して、彼の手を阻止する
こんな朝っぱらから…！
振り向けばなんとも不貞腐れた顔の彼
「…なんでぇ」
「こら、キッチンでしょ」
「じゃ、ベッドなら良いの？」
「パボ(笑)」
またキッチンに向かおうとした瞬間
「…わっ！」
そのまま持ち上げられてキッチンの台に乗せられた
座る私の脚の間に入る彼
いつも見上げてばかりの彼に見上げられている状況に、不覚にも胸が高鳴った
ゆっくりと彼の両頬へと手を伸ばす
真っ白な肌、だけど日頃の疲れからだろう、頬には少しだけニキビの跡
左耳には、私とお揃いのピアスが2つついている
彼の頬をそっと撫でると、猫のように自らの顔をすり寄せてきた
「ふふ、可愛い…ん、」
そう言った途端、私の唇は彼のそれに塞がれてしまった
彼は私に"可愛い"と言われるのを嫌う
年下扱いされている感じがして嫌らしい
本当に可愛いからしょうがないのに…
「…可愛いのはヌナでしょ」
唇を少し離しそう呟いて、また彼に塞がれる
今度は彼に頬を掴まれて、グッと縮まる私達の距離
薄っすらと目を開けば、彼の閉じられた長い睫毛、綺麗な鎖骨、程良く筋肉のついた身体…
「…ん、はぁ……」
「ふふ……Aヌナ、可愛い」
すっかり熱くなった身体は間違いなく彼を求めていて、それを見透かすようにニヤリと笑う彼に、また身体の芯が疼いた
「ヌーナっ…」
「…ゃ、」
「ベッド、いこ…？」
わざと私の耳元で話す彼
ほんと、ズルい…
私に拒否権なんてなくて、そのまま抱き上げられ、彼の意のままに…
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Mi-ra(プロフ) - あんなさん» ありがとうございます！更新率が低くてすみません(ToT)また書き溜めてるお話があるので、楽しみにしていただけると嬉しいです！(^.^)b (2014年6月27日 20時) (
レス) id: 23530e67d5 (このIDを非表示/違反報告)
あんな(プロフ) - うわぁ。びえぴの小説少ないので、とても嬉しいです^^頑張ってください(*'.'*) (2014年6月27日 18時) (レス) id: bf146d4bc5 (このIDを非表示/違反報告)
Mi-ra(プロフ) - miinaさん» わ〜！ありがとうございます！更新頑張りますね！(*^^*) (2014年3月7日 14時) (レス) id: 23530e67d5 (このIDを非表示/違反報告)
miina(プロフ) - いつもきゅんきゅんしながら見てます(^-^) 更新頑張って下さい!!! (2014年3月7日 7時) (レス) id: 934f73426d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mi-ra | 作成日時：2013年12月27日 16時
