これからも-JU- ページ13
「A、おはよ」
いっつもニコニコして、たまに天然で
でも大好きなダンスのことになると誰よりも真剣で
好きなことも、苦手なことも、よくやる癖も
私にはなんだって分かる
なんだって分かるから、
オプの私への気持ちも分かってしまうんだ
「おはよ、オプ」
”幼馴染”
そんな言葉、もう聞き飽きた
でも、オプにとって私はただの”幼馴染”
後何年、この想いを持ち続けたままオプと過ごすんだろう
私1人、幼馴染という仮面を被ったまま
いつもと変わらない通学路
この春で私達も高校3年生になった
こうして毎朝オプと一緒に学校へ行くのも、後1年かぁ…
「どうしたの？A、難しい顔して」
こーんな顔してたぞ、なんて変な顔をして見せる
「ううん！別に！
てか私そんな顔じゃないし！」
少しムッとすると、ハハッと目を細めて笑うオプ
ほんとにオプの笑顔は太陽みたいで
少し赤くなった頬を誤魔化すように、オプの肩を軽く殴った
その時は突然やって来た
いつものように授業が終了し、皆に別れを告げ下駄箱の方へ向かっている時、ふと見覚えのある背中を見つけた
「…あ、オプ」
私達3年の校舎から下駄箱へ行く渡り廊下の奥に、オプの後ろ姿が見えた
あんな所で何してるんだろう…部活は？
オプはダンス部に所属していて、毎日授業が終われば猛ダッシュで練習室へ向かう
それぐらいオプのダンスへの情熱は凄い
もう授業が終わってしばらく経つのに、何してるんだろう
大きな声で彼の名を呼ぼうとした瞬間、その背中の奥にチラリと見えた長い髪、そして真剣な眼差し
その少女の口から聞こえた「好きです」という言葉
一瞬にして、私の前へ進む足の動きと共に思考回路も止まった瞬間だった
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Mi-ra(プロフ) - あんなさん» ありがとうございます！更新率が低くてすみません(ToT)また書き溜めてるお話があるので、楽しみにしていただけると嬉しいです！(^.^)b (2014年6月27日 20時) (
レス) id: 23530e67d5 (このIDを非表示/違反報告)
あんな(プロフ) - うわぁ。びえぴの小説少ないので、とても嬉しいです^^頑張ってください(*'.'*) (2014年6月27日 18時) (レス) id: bf146d4bc5 (このIDを非表示/違反報告)
Mi-ra(プロフ) - miinaさん» わ〜！ありがとうございます！更新頑張りますね！(*^^*) (2014年3月7日 14時) (レス) id: 23530e67d5 (このIDを非表示/違反報告)
miina(プロフ) - いつもきゅんきゅんしながら見てます(^-^) 更新頑張って下さい!!! (2014年3月7日 7時) (レス) id: 934f73426d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mi-ra | 作成日時：2013年12月27日 16時
