出撃、暗黒4大艦艇 ページ6
「あの役立たず共がぁ!」手に取っていたワイングラスをカーペットに投げつけ、ダブルは激怒した。ヴィッツが言う。
「まあそんな怒るなって。あの海域は俺等には不要だった。いいじゃねぇか、敵艦隊がどんな風に動くかなんて大体予想は付く。主力が出てくる所を一気に叩くか捕虜にすりゃぁこっちのもの。そうすりゃぁこっちの勝ちだ。」
「だと、僕らが出撃しなきゃダメ、ってことで?」クォーターが聞く。
「自然とそうなるな。敵艦隊を壊滅状態まで持ってくるならな。ただ、聞くとこによると、日本艦隊が参戦したそうだ。」
「あぁ?あんな20年前に行方暗ました奴等なんて敵じゃねぇだろ。それに加えてジジイ艦隊、解散した支部艦隊。纏めて葬ってやる!」
「だがなダブル、五十万トン級まで来てるらしいんだ。」
「そうか。おい、イェルサレム!」
「怒鳴んなくても此処に居る!」
「艦載機数機出して偵察ってできるか?」
「俺を誰だと思ってるんだ?天下のイ級航空母艦・イェルサレムだぞ、出来ないことなんて無い。やってやんよ!」そうイェルサレムは言うと艦載機を30機飛ばした。
「そんじゃぁ、俺等も出撃するぞ。」
「よし来た!」暗黒4大艦艇は、手勢20隻を従え、出撃した。
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作者名:伊吹 | 作成日時:2021年10月23日 1時