砂時計 - J-HOPE (ページ9)

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結局、ホソクと学校に向かって

気まずいと思いつつも

隣にホソクがいることは

やっぱり嬉しくて

学校に近くなるにつれて

もうすぐでバイバイだと思うと

やっぱり寂しく感じてしまう。

HS「なあ、帰りも一緒に帰らね？

…いやだったらいいけど、さ」

「…か、かえろ！」

気まずいなんて思ってたくせに

帰ろうだなんて

でもやっぱり好きだから

少しでも一緒にいたいんだ

HS「教室に迎えに行くから

待ってて」

「…う、うん！」

そんなこんなしてるうちに

あっという間に教室に着いてしまった。

結構ギリギリに着いてしまったからか

廊下にはもう誰もいない。

HS「…俺、

Aと同じクラスがよかったな。」

…なんで

そんな風に期待させるの？

どうしてそんなに

ドキドキさせるの？

また

好きになっちゃうじゃんか

ポンポンと

私の頭を撫でて

自分の教室に入っていった

ホソクの背中を見送る

「…ホソクのバカ、/」

私の小さなつぶやきだけが

誰もいない廊下に響いていた。

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