砂時計 - J-HOPE (ページ16)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:24,709 hit

16 ページ16

.

…ここ

どこ……

小さい頃に

すごくおっきなショッピングモールで

迷子になった時があった

その時、

変なおじさんに連れて行かれそうになって

すごく怖い思いをしてから

ずっとトラウマだった

…1人が怖い

「…ホソク、…どこ、……っ」

涙が出そうになる

HS「…………もー、

ばか、

探した」

そこには息を切らした

ホソクがいた

実は昔も

助けてくれたのはホソクだったんだよね。

一番に見つけてくれて

小さいながらにおじさんに立ち向かって

すっごくかっこよかったんだ。

「…ホソク！！」

つい、自分から抱きついてしまう。

あれだけ我慢した涙が

安心したからか

どんどん溢れてくる

HS「………1人でいなくなるなよ、

ばか」

「…ごめん、なさい」

HS「わかったならいい」

ほら、っと言って

手を差し出してくるホソク

「…え？」

HS「また迷子になったら困るだろ！

ばかA」

「…ん、」

そっと、

繋がれる手

HS「…顔グシャグシャだぞｗ

ブス～！ｗ」

「…っるさい！、/」

言葉は少し意地悪だけど

すごくあったかくて優しいホソクの手

さっきのが嘘みたいに

一番安心する

ホソクの隣

.