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目が覚める前に
かすかに
聞こえたホソクの声
"すきだよ"
って聞こえた気がしたのは
……きっと夢
HS「…起きた？」
「…ん、ごめん
おはよう」
HS「おはよう」
HS「…ヨダレ垂れてたよ」
「え？！うそ？！」
びっくりして
手で口元を擦ってみるけど
ヨダレなんて垂れてない。
HS「…う 、そ、で、し、たー！」
笑顔でそんな風に話すホソクは
私が引っかかったのが嬉しかったのか……
HS「…へへっ」
ニヤニヤ笑ってる。
「…な、なによ……/」
HS「…ん？
あー……あのさ」
「…ん？」
HS「…好きな人、いる？」
え？
好きな人？
……なんて答えたらいいの？
「…え？！えっと……
あ！ほら！バス降りなきゃ！、」
そう言って
ホソクの手を引いて
バスを降りる。
HS「…なあ、
好きな人、いるの？」
私はホソクの手を掴んだまま
うつむく
すると、
ホソクは、恋人繋ぎにして
見せてきた
HS「…俺がこんな風にしても、
俺にはドキドキしない……？」
……そんな、
切なそうな目で見ないでよ、…
「…ドキドキしないわけないじゃん、
バカ……、/」
HS「…ほんと？！
ねえ、今日ずっと手繋いでよ……？」
「…い、いいけど！/」
一気に明るくなったホソクの顔
機嫌が良くなったのか
突然歌い出す
「…もう！
やっぱドキドキしない！！！」
HS「…ええぇぇぇえええぇ………」
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しあテテ(プロフ) - ホソク〜頑張れ＾＾ (2015年9月2日 0時) (
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作者名：まっぴんす | 作成日時：2015年8月24日 0時
